阪神・ガンケルが来日初の2ケタ三振 6回まで毎回10K、開幕7連勝の権利

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2021年07月01日 19:42  ベースボールキング

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阪神のジョー・ガンケル
阪神 − ヤクルト
<12回戦・甲子園>

 阪神のジョー・ガンケル投手(29)が1日、本拠地でのヤクルト戦に先発し、6回終了時点で毎回の10奪三振。来日2年目にして初めて2ケタ奪三振を記録した。

 ゴロを打たせて凡打の山を築くのが真骨頂だが、球威・精度ともに抜群のボールで燕打線を圧倒。初回の先頭・塩見泰隆を高めの146キロで空三振に仕留めると、4番・村上宗隆に対してはバックドアのスライダー、3番・山田哲人には低めに沈むスプリットとバリエーション豊富な奪三振ショーを展開した。

 5回終了時点で9つの三振を奪い、6回先頭の8番・古賀優大を内角低めのツーシームで空三振に仕留め2ケタ三振到達。2番・青木宣親を除く先発8人から計10三振を奪った。

 相手先発の奥川恭伸も5回まで1安打無失点と好投し両者一歩も譲らぬ投手戦が続いていたが、6回裏に女房役の梅野隆太郎が均衡を破る先制ソロ。開幕7連勝を目指すガンケルは6回終了時点で球数85球、無四球2安打の内容で、勝利投手の権利を手にしている。

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