「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」オフィシャルブック!12年間変わらない魅力とは

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2021年07月03日 18:01  新刊JP

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『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』(ナチュラルエイト監修、ニッポン放送協力、総合法令出版刊)
2008年12月、『くりぃむしチューのオールナイトニッポン』が惜しまれつつ終了してから12年。そこから長い年月を経て、番組オフィシャルブック『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』(ナチュラルエイト監修、ニッポン放送協力、総合法令出版刊)が刊行された。これだけ時間を経てからの刊行は異例であり、当時から今にいたるまで多くのファンに愛されていることがうかがえる。

同番組は2016年、熊本震災復興支援をきっかけに、不定期で復活。本書では、くりぃむちゅーの上田晋也氏と有田哲平氏、後輩芸人、歴代ディレクター、構成作家のインタビューを交えながら、レギュラー放送を中心に番組のハイライトをまとめた1冊だ。

■12年前と変わらない『くりぃむしチューのオールナイトニッポン』の魅力

かつてはビートたけし、とんねるず、現在はナインティナイン、オードリーなど、歴代の人気お笑い芸人の多くがパーソナリティーを担当する月曜日〜土曜日深夜1時〜3時のラジオ、ニッポン放送「オールナイトニッポン」の枠は、お笑い芸人の憧れの番組であり、ラジオリスナーの間でも人気の番組だ。

今や多くのレギュラー番組を持ち、「テレビの人」というイメージが強いくりぃむしちゅーだが、上田氏が考えるラジオならではの魅力とは、どんなところなのか。

上田氏によると、テレビよりもラジオのほうがより等身大、素に近い自分だったという。テレビでは司会をすることも多く、下ネタは一切言わないイメージのある上田氏だが、ラジオだったらいいかな、くらいに思っているそう。

「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」は、うんこ、ちんこの話をしたり、高校の内輪話をしたり、リスナーのラジオネームをいじったりと、高校の同級生でもある有田氏と高校時代にラグビー部の部室でふざけていた延長線上にある感覚で毎週トークをしていたという。

これは、レギュラー放送終了後、2016年から不定期で復活した際も全く変わらない。オープニングは有田氏の「いや、まいったね」のお馴染みのフレーズから始まり、12年前の最終回からの続きのような部室トークを繰り広げる。有田氏、上田氏ともに、「ニッポン放送のスタジオに入ってマイクを前にすると、あの頃の感覚に戻れる。自分自身何も変わっていないことに気付くんです」「この番組の関しては12年前と変わらない」と本書で語る。そして、昔からのリスナーもそれを楽しみ、不定期回、そしてレギュラー放送復活を心待ちにしている。

本書では、2016年から定期的に開催されている(2021年6月時点では新型コロナウイルスの影響で中断)トーク内容は門外不出、SNSでつぶやき禁止の熊本復興支援チャリティートークライブのイベントリポートも掲載。

ラジオを聴いていたあの頃を思い出しながら、「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」を丸ごと楽しめる1冊だ。

(T・N/新刊JP編集部)

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  • あの「電波が弱すぎて、ラジオを耳にピタッと付けながら聴いた」ほどではないが、radikoのおかげで再びラジオにハマった。40年ぶりに聴いた「明石家さんまのヤングタウン」の変わらなさに驚愕(笑)
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