ダルビッシュが4回途中まで2被弾2失点　2時間遅延の試合は降雨中断

フィリーズ − パドレス
＜現地7月3日　シチズンズ・バンク・パーク＞

　パドレスのダルビッシュ有投手（34）は3日（日本時間4日）、敵地でのフィリーズ戦で今季17度目の先発登板。3回まで2被弾2失点の内容で、4回裏の投球中に大粒の雨が降り出し、降雨中断に突入した。

　天候不良の影響で試合開始が2時間遅れた一戦。パドレスはマチャドの13号2ランで先制し、ダルビッシュは2点の援護を受けて初回のマウンドへ。1回は1番・エレーラ、2番・セグーラを連続三振に斬るなど上々の立ち上がりを見せたが、2回先頭の4番・ハーパー、6番・ホスキンスにソロホームランを被弾。いずれも初球のフォーシームを完ぺきにとらえられ、打った瞬間それとわかる特大弾だった。

　3回以降も抜け気味のスライダー、カットボールが散見され、ダルビッシュ本人は首を傾げながらの投球。それでも3回、4回と毎回三振を奪う粘投。4回途中から雨が降り出し、二死一塁、カウント2ストライクからグレゴリウスへの3球目がファールとなったところで審判が中断を宣告した。

　ダルビッシュは3回2/3（68球）を投げて3安打2失点、1四球7三振の内容で、試合は4回裏二死、2−2の同点で降雨中断に突入している。