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前節鹿島アントラーズに4失点で敗れ、公式戦の無敗が8試合で途切れた札幌。一方の徳島も現在2連敗中で、両チームともに前節までの流れを払拭したい試合となった。第13節に徳島のホームで対戦した際には札幌が1−2で逆転勝利を収めており、徳島にとってはリベンジを期する一戦ともなる。
最初のチャンスは札幌だった。7分、敵陣ゴール正面でFKを獲得すると、キッカーはDF福森晃斗。相手GKが構えるファーサイドへ左足を振り抜くが、ボールは枠の上へと外れる。
16分にも札幌がチャンスを迎える。敵陣ペナルティエリア右で対峙した相手DFを振り切ったMF金子拓郎が、右足で鋭いクロスを供給。これにゴール前で反応したFW小柏剛がフリーでシュートチャンスを迎えるが、右足で上手く合わせられずボールは枠の外へと外れる。
徳島のチャンスは27分、敵陣で相手のビルドアップのミスからボールを拾ったMF渡井理己が、ペナルティエリア内から左足で鋭いシュート。しかしボールは対峙した札幌のDFに当たり、枠の外へと外れる。37分にはMFクリスティアン・バトッキオのパスで敵陣深く左サイドを突破したMF杉森考起が、ペナルティエリア左からマイナスのクロスを供給。これに反応したMF岩尾憲が右足でシュートを放つも、札幌のMF青木亮太がゴールライン上でボールをクリアした。前半は0−0のスコアで折り返す。
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徳島はバトッキオを中心に攻撃を組み立てるも、なかなかチャンスを生み出すことができない。
両チームの指揮官は積極的に選手を投入し、終盤にかけプレー強度の高い時間が続いていく。しかし、なかなか互いにゴールは決まらない。86分には札幌のFW菅大輝がCKのこぼれ球からボレーシュートを放つも、ボールは惜しくも枠の右へ外れた。
このまま試合終了かと思われた88分、札幌が待望の先制点を生み出す。敵陣ペナルティエリア左でボールを受けた菅が縦へドリブルを仕掛けると、左足でクロスを供給。これを中央で待っていた駒井に対してマークしていた徳島DFが、クリアを試みるもボールは味方に当たり、ゴールネットを揺らした。ついに札幌がオウンゴールでリードを奪う。
結局試合はこのまま1−0で終了。駒井の劇的なゴールで勝利した札幌が、勝ち点3を獲得した。一方の徳島は、これで3試合連続0−1の“ウノゼロ”で黒星。次節以降の巻き返しに注目が集まる。
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北海道コンサドーレ札幌 1−0 徳島ヴォルティス
【得点者】
1−0 88分 オウンゴール（北海道コンサドーレ札幌）
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やったぜサポーロ！
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