大矢氏「今の時期を大事にして」“躍進の象徴”オリ福田にエール

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2021年07月05日 07:00  ベースボールキング

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オリックス・福田周平
◆「チームの状態が良い、それを感じさせるバッター」

 オリックスの福田周平選手は4日、敵地で行われた西武戦に「1番・中堅」で先発出場し、バントヒット2本を含む3安打2得点と躍動。リードオフマンとしてチームを5連勝に導く働きをみせた。

 福田は初回、一塁側に絶妙なセーフティーバントを決めて出塁し先制点の起点になると、2回はカウント1-2から中安打を放ち、続く宗佑磨の打席でランエンドヒットを決めて長駆ホームイン。5回一死一・三塁の第3打席では2球目に三塁側へのバントヒットでチャンスを拡大し、吉田正尚の決勝打を呼び込んだ。

 西武守備陣を翻弄する活躍をみせた福田のプレーについて、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊氏は「いろんな状況が頭の中にクリアに浮かんでくるんじゃないでしょうかね。よく周りが見えているし、相手の心理もわかっているような…。福田は楽しくラクに野球ができているんじゃないですか」と振り返り、その働きぶりを評価した。

 また、同じく解説を務めた大矢明彦氏は「チームの状態が良い、それを感じさせるバッター。野球をよく読めて、失敗を怖がらなくなっているんですよね。こうやったら成功するだろうなっていうのをそのままやっていますから」と、そのプレーぶりを称賛。

 続けて「いまが1番成長する時期ですね。いまの時期をすごく大事にして野球をやったほうが良いですよ」と、キャリアハイのシーズンを見据えている猛牛打線のリードオフマンへ向けて、エールも込めたアドバイス送った。

 福田は広陵高から明治大、NTT東日本を経て2017年のドラフト3位でオリックスに入団。4年目の今季はここまで43試合に出場して規定未達ながら打率.323(161-52)とハイアベレージをマークしており、キャリア初の打率3割、主要打撃タイトル獲得にも期待がかかる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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