29年ぶりとなるEUROベスト4に進出したデンマークは7日、『ウェンブリー・スタジアム』でイングランドとの準決勝を迎える。クラブレベルではチェルシーに所属し、イングランド代表選手とマッチアップした経験も豊富なクリステンセンは、トッテナム所属のFWハリー・ケインに警戒心を抱いているようだ。記者会見に出席した際、以下のように語っている。
「我々は彼（ケイン）の高い資質を知っている。しかし彼を止めるために何ができるか、誰もが考えているよ。ピエール・エミール・ホイビュルク（トッテナム）もケインのことを知っているから、いくつかの情報を共有できるかもしれない。全てのサッカー選手には癖があり、我々はそれを利用しなければならないだろう」
「彼は足元が上手く、サッカー界でも最高のフィニッシャーの1人だ。僕は本能的に彼のプレーへ対応していくだろう。彼は身体も大きく懐に入り込むのは難しいが、近すぎすぎるのも危険だ。間合いが重要なるね」
そうケインへの印象を語ったクリステンセンは、「我々はどこを相手にしても戦える力を持っている。チームとしてイングランドの方が遥かに優れているとは言い切れないだろう。彼らの攻撃を止めるために多くの戦術を作っているよ」と語り、決勝進出へ意気込みを示した。
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