ヤクルト渡邉、途中出場でV打&守護神救う強肩披露「これからも全力プレー」

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2021年07月07日 22:02  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト・渡邉大樹
○ ヤクルト 6 − 4 阪神 ●
<14回戦・神宮>

 3位のヤクルトが首位・阪神との接戦を制し、両チームのゲーム差は再び3.5。途中出場の高卒6年目・渡邉大樹外野手(24)が、試合を決める好打と好守を披露した。

 ヤクルトは2点を先制された直後の1回裏、移籍後初登板となった阪神先発・二保に対し、3番・山田が23号3ランを左翼席へ運び逆転。さらに、6番・中村の中前適時打で4−2とリードを広げた。しかし、先発の高梨が4回、5番・佐藤輝に同点2ランを浴び試合は振り出し。打線は2回以降、立ち直った二保から追加点を奪えなかった。

 それでも同点のまま迎えた8回、先頭の8番・吉田大成が4試合連続マルチ出塁となる中前打で出塁。続く山崎の犠打で得点圏に走者を進めると、途中出場の渡邉が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち5−4と勝ち越した。なおも一死一、三塁と好機は続き山田の左犠飛で6点目。山田は3ラン含め計4打点を記録した。

 守護神のマクガフは2点リードを持って9回表のマウンドに上がったが、先頭の代打・原口に左前打を許すと、続く1番・近本にも右前打を浴びた。この打球で代走・熊谷は一気に三塁を狙ったが、右翼・渡邉が三塁へレーザービーム。三塁・村上もハーフバウンドになった送球を上手く処理し、熊谷をタッチアウトに仕留めた。

 マクガフはバックの堅守にも助けられ、無失点締めで16セーブ目(2勝1敗)をマーク。5番手の清水が2勝目(3敗1セーブ)を手にした。

 清水とともにお立ち台にあがった渡邉は「初めて立つのでとても緊張しています」と初々しい表情。決勝打について問われると、「山崎さんがしっかり一発でバントを決めてくれて、良い流れで打席に入れた。何も考えず来た球を振って『抜けてくれ』と思いながら走りました」と振り返った。

 マクガフを救った好送球については、「あれは宗(村上)がしっかり僕の送球をカバーしてくれたおかげ。宗に感謝しています」と村上を称えた。「僕みたいな選手はスタートから出場することはほとんどないが、あとから行く選手もしっかり準備して試合に臨んでいる。これからも全力プレーで頑張るので応援よろしくお願いします」と続けると、本拠地ファンから大きな拍手が送られた。

このニュースに関するつぶやき

  • サイン盗みなんてしやがって!と言うヤクルトの怒りと、よくもサイン盗みした事をバラしやがって!と言う阪神の怒りがぶつかった接戦でしたね。え?サイン盗みやってないの?
    • イイネ!2
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