五輪に向けても気になる阪神・岩崎の状態 解説陣はどう見る?

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2021年07月09日 07:22  ベースボールキング

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ベースボールキング

侍ジャパンメンバーにも選出されている阪神・岩崎 (C) Kyodo News
◆ 直近5試合で3度目の失点

 阪神が敵地でヤクルトに勝ち越し。

 2位・巨人との直接対決を前に、ゲーム差を「2.5」に拡げた。




 雨中の厳しい戦いを逆転勝ちで制し、勢いに乗っていざ決戦の地・甲子園へ…。

 しかし、その中で懸念点もある。8日の試合で8回に登板した岩崎優の状態だ。

 7月1日以来、実に1週間ぶりとなったマウンドは、降りしきる雨のなかというバッドコンディション。



 先頭の青木宣親を味方の失策により出すと、つづく山田哲人には1ボール・1ストライクからのインハイ速球を完ぺきに捉えられ、打球はレフトスタンドへ。

 後続は3人で斬り、6−5とリードは守ったものの、これで直近5試合・5イニングで4失点(自責は3)。優勝を目指すチームのため、そして東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンのためにも、左腕の復調は欠かせないところ。

 そんな岩崎の状態について、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した田尾安志氏は、「打たれた後の3人はキッチリ抑えているので、特別悪いということはないと思うんですが…」とコメント。

 一方、同じく番組に出演した池田親興氏は、「こういう状況で出てくる投手というのは抑えて当たり前なので、その一球、その瞬間を大事にしないといけない。8回は山田にはホームランを打たれたら絶対にダメというところで、良い時の岩崎はあのインコースを間違わないと思うんですよね」と語り、そのケースにおける“最悪”の事態を回避できなかったという部分から苦しい現状を推察する。


 投手出身の池田氏はこの日のマウンドを振り返り、「雨が降っていて投げづらい状況もあるし、侍ジャパンに選ばれているので調整をしないといけないというのもある」と、久々の登板でリードを守らなければならないという通常のプレッシャー以外にも、様々なものを背負ったマウンドであった点を挙げ、左腕にかかる重圧の大きさについても言及。

 阪神のため、そして日本のためにも、前半戦のうちに復調のキッカケを掴むことができるか…。話題を集めたコメント「0点で抑えることができてよかったです」を聞ける日が待たれる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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