阪神・秋山が“1球”で送った!下柳氏「お見事」
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2021年07月10日 09:10 ベースボールキング
○ 阪神 4 − 1 巨人 ●
<13回戦・甲子園>
ABCラジオ制作で9日にニッポン放送でも放送された『阪神−巨人戦』で解説を務めた下柳剛氏は、5回初球で送りバントを決めた阪神・秋山拓巳について言及した。
阪神は2−1の5回一死走者なしから中野拓夢がセンター前に放つと、続く投手の秋山が初球できっちりと送りバントを決めた。下柳氏はこの犠打に「お見事ですね。5回表の巨人の攻撃で」戸郷君がヒットを打ったことでピッチャーにプレッシャーがかかった。送りバント、打撃というのはピッチャーも疎かにしてはいけないですよね」と話した。
得点圏に走者が進み、1番の近本光司がセンター前に追加点となる適時打を放った。
下柳氏は近本の適時打後、「やっぱりピッチャーのバント、打撃というのは、ここでしっかりできるかできないかがえらい違いですね」と話し、「本来秋山君が打席入ってきたところで、バントが下手な投手なら代打を出されるんですよね。そうすると、なかなか勝てるピッチャーにならないんですけど、きっちり1球で決められるので、代打を出されずにいける」と分析した。
(提供=ABCフレッシュアップベースボール)
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