JR九州、西九州新幹線開業に備えてイタリアからレール削正車を購入

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2021年07月13日 20:41  マイナビニュース

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JR九州は2022年度秋頃に予定している西九州新幹線(武雄温泉〜長崎間)の開業を見据え、イタリアから新規購入したレール削正車を追加投入すると発表した。

レール削正車は、下部に搭載した砥石でレール頭部(表面)を削る車両。列車の走行で傷が発生しやすくなったレール表面部分を除去し、レールの寿命を延ばす役目がある。レールの表面をなめらかにすることで、騒音も減らせるという。

JR九州は今回、スペノ・インターナショナル社製のレール削正車(3両編成)を新規購入。作業時速度は4〜6km/hで、ひと晩あたり約700mの作業が可能とのこと。現在、イタリアから輸送中で、7月15日に熊本港で陸揚げし、熊本新幹線保守基地へ搬送する予定。11月頃から九州新幹線の線路保守作業に使用する計画で、今後はこれまで使用していた車両と合わせ、西九州新幹線を含めてレール削正車2台体制で線路保守を行う。(佐々木康弘)

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  • この路線は必要か? ペイするのかな? 多分利権絡み
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