今夏セビージャに所属する選手に対しては移籍についてさまざまな憶測が飛び交っているが、各国ビッグクラブからの注目を集めるクンデもそのうちの1人。そしてセビージャのフレン・ロペテギ監督は現在22歳の同選手を放出することで、新シーズンへ向けた補強資金を確保したいと考えているようだ。またEURO2020のフランス代表にも選出されたクンデ自身は、選手としての成長を第一に考えている模様。より高い給与ではなく、キャリアのステップアップを望んでいるようだ。
そこで同選手の獲得へ名乗りを上げたのが、2020−21のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を制したチェルシー。同クラブのトーマス・トゥヘル監督はクンデの能力を高く評価しており、獲得することでチームの若返りも同時に進めたい考えのようだ。つい先日は同じロンドンに本拠地を置くトッテナムの興味も報じられたが、同クラブでは叶えられないCL出場を果たすことができる。
クンデにとってもチェルシーにとっても好条件が揃うと思われるが、果たして今後“ブルーズ”がセビージャを納得させられるオファーを提示できるのか、注目が集まりそうだ。
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