17日、湘南ベルマーレMF梅崎司が大分トリニータへ完全移籍することが発表された。両クラブの公式サイトで伝えられている。
現在34歳の梅崎は大分の下部組織出身で、2005年に同クラブのトップチームでプロデビューを飾ると2007年にはフランスのグルノーブルへと期限付き移籍。その後大分で1シーズンを過ごした後、2008年から2017年にかけて浦和レッズで活躍した。そして今回、2018年より所属していた湘南ベルマーレから、大分への約14年ぶりの復帰が発表された。新たな背番号は「27」と明かされている。
梅崎は両クラブの公式サイトでコメントを発表。まず湘南のサポーターに向けては、以下のようにつづった。
「湘南ベルマーレを愛する皆さま、梅崎司は大分トリニータに完全移籍します。『共に進もう、共に叫ぼう』という後押しが僕にピッタリで、いつも力になっていましたし、皆さんと共にかなり実現できたと僕は思っています。ベルマーレで共に歓び、進み、叫んだ日々が僕の中での成長に繋げてくれたし、幸せでした」
「もっともっと皆さんと大きな歓びを共有したかったのも本音ですし、ベルマーレからも素晴らしいオファーをいただきましたが、僕はまだまだ全力でプレーしたいし、挑戦したいし、成長したいし、ピッチで魅せたい。愛する湘南ベルマーレに関わる皆さんと離れることは悲しい決断ですが、湘南ベルマーレでプレーできたこと、ルヴァン杯の優勝をはじめ、皆さんと一緒に多くの歓び、感動を味わえたことに変わりはありません大きな財産です。本当にありがとうございました」
「またピッチでお会いできる日を楽しみにしていますし、その時に負けないよう、限りある現役生活を精一杯努力します。3年半、本当にありがとうございました。」
そして、大分の公式サイトでは以下のようにコメントを発表している。
「新型コロナウイルス感染症の影響もあり、クラブの経営状態が決して良い状況ではないにも関わらず、僕を必要としてくれたクラブに感謝していますし、育ててもらったクラブに14年ぶりに帰ってくることが出来、本当に本当に嬉しいです。『ただいま、大分』」
「でも、今回の移籍は単に古巣に帰って来ることができたという喜びだけではありません。今、チームが苦しい状況の中、もう一度片野坂監督が作り上げた魅力的なサッカーをチームメイトと共に見せていきたい、一体感あるプレー、躍動感あるプレーを見せて、何としてもJ1に残留するという使命感に駆られていますし、そういった大きな決意をもって移籍してきました」
「大分トリニータに関わる皆さんと一致団結して、この困難に立ち向かうために僕自身全力でチャレンジし、貢献することをお約束します。熱いサポートよろしくお願いします」
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Welcome Back Tsukasa😊
お帰り、大分へ🏠
湘南ベルマーレより梅崎司選手が完全移籍加入決定❗️#大分トリニータ#湘南ベルマーレ#梅崎司
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https://t.co/30VNeM6pRu— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) July 17, 2021