オリックス・吉田正が本塁打競争優勝 まさかの死球も約7分間で22発!

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2021年07月17日 17:51  ベースボールキング

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オリックス・吉田正尚 (C)Kyodo News
◆ 打球速度平均1位のヤクルト・村上は日産リーフ賞

 オリックスの吉田正尚外野手(28)が17日、オールスター第2戦(楽天生命パーク)の試合前に行われたホームラン競争に出場。1回戦、準決勝、延長戦突入の決勝戦で計22本塁打を放ち、優勝賞金100万円を獲得した。

 前日16日に行われた球宴第1戦(メットライフドーム)前には、ファン投票で選ばれた佐藤輝(阪神)、山田(ヤクルト)、杉本(オリックス)、山川(西武)の4選手が本塁打競争に挑み、腰の張りで出場を回避したマーティン(ロッテ)に代わり繰り上げ出場となった山川が、1回戦で佐藤輝に9本対4本、準決勝では山田に6本対5本で勝利し決勝戦に駒を進めた。

 この日は残る吉田正(オリックス)、岡本和(巨人)、柳田(ソフトバンク)、村上(ヤクルト)の4選手が登場。吉田正は1回戦で岡本和に7本対5本、準決勝では打撃投手を務めた福井の後輩・栗原(ソフトバンク)に死球を受けるアクシデントもあったが、村上を6本対5本で下し山川が待つ決勝に駒を進めた。

 決勝は先攻の山川が4本だったのに対し、後攻の吉田正も4本。1分間の延長戦に入り、先に4本を上乗せした山川を吉田正が5本で上回り、最終的に9本対8本で優勝を決めた。吉田正は1回戦、準決勝、延長込みの決勝と、約7分間で22本の柵越えをマーク。豪快なアーチを連発し仙台に集まったファンを沸かせた。

 また、平均打球速度が最も早い選手に贈られる『日産リーフ賞』は、準決勝で吉田正に敗れたものの、右翼席に特大弾を連発した村上が受賞した。

【本塁打競争ルール】
 持ち時間は2分間。時間中の本塁打数を争い、同数の場合は1分間の延長戦を行う。それでも並んだ場合はファン投票上位選手が勝ち抜け。優勝賞金は100万円。打球の平均速度が最も速かった選手には、『日産リーフ賞』として電気自動車が贈られる。

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