現在22歳の伊藤は今夏、ジュビロ磐田からシュトゥットガルトへ1年間の期限付き移籍が決定した。まずはU−21チームでプレーする予定となっているものの、トップチームに参加した最初の数日間でアピールに成功。オーストリアのキッツビュールで行われる夏合宿にも帯同している。
合宿での最初の数日間を終えた伊藤は、「状態はいい感じです。日本では2月からシーズンが始まり、移籍するまで継続的にプレーしていました。だからこそ、すでに一定のリズムができていて、トレーニングの強度にもうまく対応できています」と好感触を口に。また、順調に適応できていることを明らかにした。
「ピッチ外でもシュトゥットガルトに本当によく馴染めています。シュトゥットガルトへの移籍がうまくいったことにとても満足しています。まだ家を探していますが、それも近いうちにうまくいくことを願っています。今は十分な時間があるので、シュトゥットガルトのことをもっとたくさん知りたいと思っています」
続けて、伊藤はシュトゥットガルトで同僚となった日本代表MF遠藤航にも言及。現在、同選手が東京オリンピックのU−24日本代表にオーバーエイジとして参加していることについて、「僕はシュトゥットガルトでの仕事に集中しているので、大会を追いかけることは少なくなると思いますが、航さんとチームの幸運を祈っています」と語った。
これまでにアンダー世代の日本代表でのプレー経験を持つ伊藤に対しては、「A代表でのプレーを目標としていますか？」との質問も。同選手はこれに対し、「そんなに先のことはまだ考えていません。シュトゥットガルトで成長したいと思っていますし、ブンデスリーガでのデビューを目指して頑張っています」と答えた。
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