ダルビッシュが6回途中2失点で4敗目 日本人歴代2位の通算79勝目は次回以降に

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2021年07月21日 11:40  ベースボールキング

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ベースボールキング

パドレス・ダルビッシュ有投手
○ ブレーブス 2 − 1 パドレス ●
<現地時間7月20日 トゥルイスト・パーク>

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が20日(日本時間21日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発登板。6回途中2失点と試合を作ったが、打線がブレーブス投手陣に押さえ込まれ、今季4敗目(7勝)を喫した。

 ダルビッシュは初回、先頭のピダーソンを内野安打で出塁させたが後続をしっかり打ち取る。しかし2回二死走者なしから7番・アルモンテに二塁打を打たれると、続く8番・ヘレディアにレフト前に運ばれて先制を許した。

 それでも上位打線から始まる3回を三者凡退にで終え、迎えた4回表にクロネンワースの死球と、マチャドの二塁打で一死二、三塁としてファムの犠飛で同点に。その後は4回、5回と危なげないピッチングを披露していたダルビッシュだったが、6回一死からフリーマンに被弾。勝ち越しを許すと、二死から連続で四死球を与えたところで降板となった。

 ダルビッシュをリリーフしたヒルが二死一、二塁のピンチを無失点で切り抜け、7回二死からの連打でトゥーサントをマウンドから引きずり落としたが、お互いにリリーフ陣が踏ん張り、スコアは動かないまま試合終了。ダルビッシュは5回2/3を95球、被安打4、与四死球3の3奪三振、2失点という内容で敗戦投手となった。

 これで6月22日のドジャース戦以降、約1カ月に渡って勝ち星から遠ざかっており、あと1勝に迫っている日本人投手のMLB通算勝利数歴代2位の79勝目は、またしてもお預けとなった。

▼ 日本人投手・MLB通算勝利数
128勝 野茂英雄
79勝 黒田博樹
78勝 ダルビッシュ有
78勝 田中将大
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