今夏に行われたEURO2020で活躍したロカテッリには複数クラブが関心を寄せていることが明らかとなっている。その1つであるアーセナルは、同選手の獲得に向け、サッスオーロに3400万ポンド（約51億円）のオファーを提示しているという。また、ユヴェントスもロカテッリ獲得を望んでいる模様で、2500万ポンド（約37億円）の移籍金に加え、20歳のイタリア人MFニコロ・ファジョーリを差し出すオファーを提示していることが伝えられている。
しかし、その交渉に含まれているとされるファジョーリの代理人を務めるアンドレア・ダミコ氏はイタリアメディア『スカイスポーツ』で、同選手が取引されていないことを明かしつつ、アーセナルがすでにオファーを提示していることを明かした。
「ユヴェントスはロカテッリ獲得を望んでいる。そして、アーセナルはすでに4000万ユーロ（約52億円）のオファーを提示している。しかし、現在のところ、ファジョーリは取引に含まれていない。マッシミリアーノ・アッレグリ（ユヴェントス新指揮官）は彼がシーズン中に役立つかどうか、トレーニングで確認することを望んでいる」
なお、ロカテッリはチャンピオンズリーグ（CL）でのプレーを望んでいるため、出場権のないアーセナルよりもユヴェントスへの移籍を望んでいることが明らかとなっている。それでも、アーセナルは獲得を諦めていないようだが、果たして合意することはできるのだろうか。
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