宮城、首都圏から観客来たが 地元「復興五輪感じない」

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2021年07月22日 08:00  朝日新聞デジタル

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朝日新聞デジタル

写真観客を入れて行われたサッカー女子の中国対ブラジル戦=2021年7月21日午後、宮城県利府町、朝日新聞社機から、迫和義撮影
観客を入れて行われたサッカー女子の中国対ブラジル戦=2021年7月21日午後、宮城県利府町、朝日新聞社機から、迫和義撮影

 東京五輪の競技が21日、観客を入れて宮城県内で始まった。東京などで新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、首都圏からの観客たちは、迷いながらも、「一生に一度」の舞台を観戦した。一方、会場の観客数は当初より半減し、「復興」を発信するブースに人の姿はまばらだった。


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 仙台市のJR仙台駅東口には、観客たちがサッカー会場の宮城スタジアム(利府町)に向かうためのシャトルバス乗り場が設けられた。数分おきに次々と出発し、1台に数人から十数人が消毒をして乗り込んだ。


 「来るか迷ったけど、せっかく当たったし」。東京都江戸川区の会社員、浅野芙美さん(29)は、そう話した。この日高速バスで仙台に来た。秋田県在住の父と会場で集合し、一緒に観戦するという。


 仙台で高校時代を過ごしたが、今回は友人らとは再会せず、試合後に夜行バスで帰京する予定という。「最善の注意を払いながら、直行直帰です」


 千葉県から来た自営業男性(65)は「前回の東京五輪で聖火を直接見たことを覚えていて、楽しみにしていた。復興の姿を多くの人に見てもらう意味もあると思う」と期待を膨らませていた。


 すでにワクチンを2回接種済み。試合後には仙台市内に宿泊する予定で、「ガイドブックに書かれている感染防止対策を、しっかりと守りたい」と話した。


 会場がある利府町のJR利府駅に着いた神奈川県大和市の主婦、佐々木孝子さん(62)は、夫と姉夫婦の計4人で観戦するという。首都圏から行くのはどうかと思ったが、試合が直接見られる貴重なチケットなうえ、一生に一度のことだと思い切ってやってきた。


 中国―ブラジル戦終了後、「盛んに拍手が送られ、和やかな雰囲気で楽しめた」と話した。歓声は上げられず、拍手での表現が基本だが、急展開のたびに『あ』とマスクを一瞬抜ける小さな声が聞こえる、不思議な状況だったという。


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 観客数について県は今月12日、競技初日の21日に約6千人が訪れるとの見通しを示していた。だが県によるとキャンセルが相次ぎ、約3千人に半減した。


 県はこの日、仙台駅東口の一角で、東日本大震災の経験を語り部ボランティアが観客らに伝える催しを企画。だが県によると、午後に4回行ったが、会場を訪れたのは計20人ほどにとどまったという。


 サッカー会場の宮城スタジアム近くには、各地の復興の歩みを伝えるブースを設けた。だがスタジアム周辺では観客の姿はまばらだった。県によると、試合開始約30分前の時点で、ブースを訪れた人は約150人だったという。


 後日の試合に行く予定で、競技場近くを下見に来ていた多賀城市の70代男性は「こんなに閑散として、思っていたのと違う。『復興五輪』という雰囲気を感じない」とこぼした。


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このニュースに関するつぶやき

  • もう、復興なんてのは菅の頭にはないのは確実。オリンピックの強行開催しか頭にない。何の為の開催かなんてどうでもいい。菅も今更辞めるなんざ言えないし。
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