レッドブルF1代表、赤旗中にスチュワードを訪ねたメルセデスを批判。レースディレクターは今後の規制を決定

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2021年07月24日 07:10  AUTOSPORT web

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写真2021年F1第10戦イギリスGP クリスチャン・ホーナー(レッドブル・ホンダ チーム代表)
2021年F1第10戦イギリスGP クリスチャン・ホーナー(レッドブル・ホンダ チーム代表)
 レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、チーム代表がインシデントのレビューを行っているF1のスチュワードを訪問して、不適切な影響を与えるようなことをすべきではないと述べている。

 F1第10戦イギリスGPの決勝レースで物議を醸したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のクラッシュの後、レッドブルとメルセデスの代表らは、赤旗が出ている間にFIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシに連絡をとり、この大インシデントについて各々一方的な見解を示した。

 しかしメルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフがスチュワードと直接インシデントについて話し合いたいと提案すると、マシがそれを受け入れたため、怒ったホーナーはウォルフの行動に異議を申し立てた。

「私はトトがスチュワードに対して働きかけているのを見た。彼がスチュワードのところへ行くと聞いたので、我々の見解が取り入れられるように私も向かった」とホーナーはレース後に語った。

「チーム代表があそこへ行ってスチュワードに対しロビー活動をするのは正しいことだとは思えない」

「彼らは隔離されるべきだ。そうすれば彼らは影響されずにすむ。彼(ウォルフ)があそこへ行ってスチュワードに圧力をかけたことは、私は受け入れがたい」

「スチュワードにつまらない判断を下すようにプレッシャーをかけようとするよりも、バランスのとれた意見が取り入れられるようにしたかった。グランプリの最中にスチュワードに会うことは誰も許されるべきではないと思う」

 スチュワードのオフィスについて異なる意見を持つウォルフは、インシデントについて彼個人の見解を伝える判断をしたことを正当化した。

「マイケルに対し、無線で世界のすべての悪について不満がぶちまけられていると聞いて、私はオフィスに上がっていき、私の意見を伝えた」とウォルフは、それまでにホーナーがマシと行った無線でのやりとりについて皮肉を込めて語った。

「私は何度もスチュワードのところへ行ったことがある」

 レース直後には、マシは、チーム代表が直接スチュワードと対話することに異議はないと語っていた。

「インシデントがあれば、レース後にチームやドライバーを呼んで、スチュワードと面会させる」とマシは語った。「それはスチュワードが行うことのひとつだ」

「昨年のモンツァでのレースでは、ルイスが来て何が起きたかを理解し、全体像を把握するためにスチュワードと話をした。赤旗中断中にそうできるのであれば、しない理由はない」

 しかしマシはその数日後、方針を変更し、今後はチーム関係者がスチュワードのオフィスを訪れるのは、事前の承認を得た場合か、呼び出された場合に限られる、というガイドラインを各チームに通知したようだ。

 また、マシは、最新のガイドラインに違反した者には、FIA国際モータースポーツ競技規則第12.2.1.i条に基づくペナルティを科す可能性があるとも警告した。
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