乃木坂46 遠藤さくらのグラビアは尊くて愛おしい 「週マガ」で見せた輝かしく素朴な姿

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2021年07月24日 12:01  リアルサウンド

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『週刊少年マガジン』34号

 乃木坂46の遠藤さくらが7月21日発売の『週刊少年マガジン』34号(講談社)の表紙&巻頭グラビアに登場した。遠藤さくらは6月に発売された乃木坂46の最新シングル『ごめんねFingers crossed』でセンターを務めている。


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■幼なじみのような近さ


 乃木坂46のセンターという輝かしいポジションに立っていながら、素朴な雰囲気でい続けているところが遠藤さくらの魅力のひとつだと感じる。花のイラストが刺繍された白いキャップを被り、なんとも言えない表情で感じる夏のはじまり。ずっと昔から知っているような幼なじみ感。同じ夏を何度過ごしても、変わらぬ距離で接してくれる親しみやすさ。セミの鳴き声が聞こえた瞬間、「外へ遊びに行こう」と手を引っ張ってくれるような……。大人になっても、子どもの頃と変わらぬ関係性で遊んでいたい。永遠にそう思わせてくれる素朴さが、遠藤さくらにはある。


 おもちゃのようなサングラスを片手に、花柄のワンピースを揺らしながら、新緑に囲まれた歩道橋を歩く。眩しい日差しが瞳を焦がす。汗ばむ首元。乾く喉。それでも楽しい夏散歩。公園に立ち寄って、二人きりで話せる縁側を目指す。鉄製の風鈴。蚊取り線香。夏特有の音と匂い。海やプールに行かなくても、暑さと五感だけで十分夏を感じることができる。


 ノースリーブのトップスにハートが並べられた赤色のロングスカート。汗ばんで乱れた前髪。アイスクリームの木のスプーンを口に咥えたまま、こちらに視線を向ける。言葉など交わさなくても、何となく通じ合っている気がする思い。ピュアな瞳を、ピュアな瞳で見つめ返せば、そこからどんどん平和な感情が紡がれていく。自分の感情を織り交ぜて読むことができる。遠藤さくらには、それだけの余白がある。だからこその素朴さであり、近さであると感じるのだ。


 最後、サンダルを履いて、夏の坂道をゆっくり登っていく。いつか、その存在を遠くに感じる日が来るのだろうか。今はまだはっきり想像できないが、乃木坂46のメンバーとして日に日にステップアップする遠藤さくらも、まるで幼なじみのように近い距離感で微笑んでくれる遠藤さくらも、どちらも同じくらい尊くて愛おしい。


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