奥川は2024年6月30日までの3年契約に正式サイン。ビーレフェルトはすでに6月25日に公式Twitterでザルツブルクとの完全移籍合意を公表しており、同選手もプレシーズンの練習やテストマッチや参加していた。移籍成立が約1カ月遅れた形となったが、クラブはその理由について、「ザルツブルクとの間で最終的な確認ができたため」と説明している。
3月からチームを率いるフランク・クラマー監督はクラブ公式サイトを通じ、「マサヤは非常に賢く、ハードワークができ、強い闘志を持った選手で、中盤からゴールへの脅威を作り出せる。サッカーにおいて、彼は味方にしたいものだ」と語った。
スポーツ・ディレクター（SD）のサミル・アラビ氏は「奥川と完全移籍のサインができて嬉しい。彼はこの数カ月でブンデスリーガにおいて真の補強になることを証明した。人間性でもチームに完璧にフィットする。彼が正式にビーレフェルトの一員になったことが嬉しいよ」とコメントした。
現在25歳の奥川は今年1月にザルツブルクからビーレフェルトにレンタル移籍し、ブンデスリーガで13試合出場1ゴール2アシストを記録。昇格組だったビーレフェルトの1部残留に貢献し、その活躍から完全移籍を勝ち取った。
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