子どもにイライラしてしまう自分がイヤ! 科学的にイライラ怒りを手放す「神子育て」

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2021年07月27日 11:11  ダ・ヴィンチニュース

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写真『科学的にイライラ怒りを手放す 神子育て』(星渉/朝日新聞出版)
『科学的にイライラ怒りを手放す 神子育て』(星渉/朝日新聞出版)

 子どもに期待するほど、イライラすることが増える。子どものためを思って言っているとしても、母親はイライラする自分がイヤになる。

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 ベストセラー本『神メンタル』『神トーーク』『99.9%は幸せの素人』の累計が30万部を超えた著者による『科学的にイライラ怒りを手放す 神子育て』(星渉/朝日新聞出版)は、そんな母親に「イライラママから科学的に脱却する方法」を紹介している。次に当てはまるような母親に、本書を紹介したい。

・出かけるとき、いつも子どもに「早く! 早く!」とイライラしながら言うのをやめたい
・「あれしなさい! これしなさい!」といちいち指摘するのはイヤだ
・イライラ、ガミガミばっかりの自分がもうイヤだ。自分を変えたい
・いつも精神的にも、時間的にも余裕を持って笑顔で子どもに向き合いたい
・こんなに悩みながらも子育てを頑張ってるんだから、もっと周りに優しくしてほしい

 本書はイライラするメカニズムを科学的に解説している。感情が生まれる前にはピクチャー(思い浮かべる映像)があり、そのピクチャーが感情が出るトリガー(きっかけ)となる。また、言葉には必ず、ピクチャーがくっついているのだという。

 人は、言葉を発するのと同時に、その言葉にくっついているピクチャーを無意識に頭に浮かべ、その映像を頭の中で見て、感情が生まれる。とすると、子どもにイライラするシーンに出遭って自分が発する言葉を変換すれば、普段とピクチャーが変わり、違う感情が表出することになる。

 例えば、食事中に子どもが食べ物をこぼしたら、とっさに「何やってるの!」という言葉が出がちであるし、子どもがソファでダラダラ動画を見ていれば「いつまでダラダラしているの!」と不満をぶつけてしまいがちだろう。

 本書を読めば、このようなときにマイナス言葉ではなく、「大丈夫だよ!」「どんな動画を観ているの?」といったプラス言葉を思い浮かべることでイライラが減り、自分を変化させることができるかもしれない。本書には言葉の変換例とワークシートも掲載されているので、ぜひ挑戦してもらいたい。

 イライラのメカニズムがわかり、イライラママから脱却できたとして、次は子どもの習慣を変えていきたい。目の前の問題にイライラしないだけでは、根本的な解決にはならない。

 人は、「それをやることはすごく良いことなんだ!」という記憶(=情動記憶)が植えつけられれば、行動を起こしやすい。本書は、恐怖のようなマイナスの記憶でも一定の効果はあるが、どうせならプラスの記憶の植えつけを勧めている。

 習慣化できれば、ひとつずつステップアップできる。子どもが苦手なことも同様だ。情動記憶は、脳にドーパミンが分泌されたときに残りやすいことがわかっている。子どもの脳にドーパミンが分泌されるために母親ができるのは、「褒める」こと。本書は、子どもの苦手なことができた瞬間に細かく何度も、くどいくらい褒め、子どもの脳をドーパミン中毒にすると良い、と述べている。

 そして、ドーパミンは褒められるとき以外にも分泌される。目標が達成されたときだ。この目標は、誰かに強いられた場合より、自分で設定した場合のほうが強く分泌される。宿題をしない、ダラダラしているといった子どもが、自分で目標を設定し、達成することは簡単ではない。だからこそ、母親はイライラせず、子どもの話を肯定的に聞き、相談に乗りながら子ども自身で苦手に立ち向かえるよう話す術を得る必要がある、ということは前著『神トーーク』でも述べられていたとおりだ。詳しい方法は書籍に当たってもらいたい。

「イライラママ」から脱却できれば、親子関係も改善できるだろう。「イライラ」に悩まされている母親に、本書をおすすめしたい。

文=ルートつつみ

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