大谷翔平が初回から投げて守って打って走ってフル回転!5回を投げ終えて自己最多5勝目の権利
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2021年07月27日 12:30 ベースボールキング
◆ “投打走守”に躍動
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が26日(日本時間27日)、本拠地でのロッキーズ戦に「2番・投手」で先発出場。初回から“投打走守”に渡って躍動し、自身で自身を援護した。
まずは1回表、エンゼルス・スタジアムのマウンドに上がると、先頭のタピア相手にフルカウントとなりながらも最後はボール球のスライダーで空振りの三振に斬ってとる。二死後、ヒットで走者を許したが4番・ストーリーの痛烈なピッチャー返しに素晴らしい反応を見せて処理し、課題の初回を無失点で立ち上がった。
するとその裏、エンゼルスの先頭・フレッチャーが相手の失策で出塁。大谷が打席に入ると、バッテリーエラーで走者が二塁に進み、3ボール1ストライクからの5球目をセンター前に弾き返した。二塁走者のフレッチャーが生還して、大谷が自らのバットで自身を援護。さらに果敢に次の塁を伺うと、4番・ウォルシュの打席で二盗を成功させ、ウォルシュの右安打で二塁から生還し、2点目のホームを踏んだ。
大谷はその後、走者を出しながらも危なげないピッチングを披露。5回に甘く入ったスライダーを右翼席に運ばれて1点を返され、さらにヒットで続かれたが、後続を抑えて5回73球、被安打5、与四死球1の1失点という内容で自己最多となる5勝目の権利を手にした。
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