侍ジャパン・稲葉監督「スパッと」継投の意図説明 土壇場で逆転の選手を称える

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2021年07月28日 18:20  ベースボールキング

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初戦を制しナインを迎える稲葉篤紀監督
東京五輪オープニングラウンド第1戦
○ 侍ジャパン 4x − 3 ドミニカ共和国 ●
<7月28日・福島あづま球場>

 野球日本代表・侍ジャパンは28日、東京オリンピックの開幕戦に臨み、ドミニカ共和国に4−3で9回サヨナラ勝ちを収めた。

 侍ジャパンは先発の山本由伸が6回無失点と好投するも、援護したい打線が相手先発・メルセデスの前に沈黙。7回に2点を先行される苦しい展開だったが、9回2点差を5連打でひっくり返し逆転サヨナラ勝ち。最後は坂本勇人が決勝打を放った。

 チームを率いる稲葉篤紀監督は「苦しい展開でしたけど、選手たちが本当に諦めずに最後までやってくれた。誰ひとり諦めている選手がいなかった。試合展開でベンチもどんどんいい雰囲気になっていきましたので、そういう気持ちがああいう逆転につながったと思います」と、9回2点ビハインドをひっくり返した選手たちを称えた。

 先発の山本由伸は6回まで88球を投じて無失点と好投していたが、7回から青柳晃洋にスイッチし2失点。結果的に継投が裏目に出て苦しい試合運びとなったが、「3まわり目に入って球数がいくとああいうところで捉えられるということもよくありますので、そこはスパッと代えて、良いピッチャーが後ろにいますから。そこは託すということで継投に入りました」と投手交代の意図を説明した。

 侍ジャパンの次戦は7月31日(水)12時から横浜スタジアムにて行われるメキシコ戦。指揮官は「昨日の夜から緊張してました。今日の勝ちでもう少し冷静にこれから戦えると思います」と第2戦を見据えた。

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