ドイツとコートジボワールの最終戦はドロー…前回銀メダルのドイツはここで敗退に

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2021年07月28日 19:08  サッカーキング

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ドイツとコートジボワールが対戦した [写真]=Getty Images
東京オリンピック男子サッカー競技一次ラウンド・グループD第3節が28日に行われ、U−24ドイツ代表とU−24コートジボワール代表が対戦した。

 この試合、ドイツは勝利、コートジボワールは引き分け以上でグループリーグ突破が決定する状況であった。

 7分、ドイツはマックス・クルーゼのクロスからラフナール・アヘがヘディングで合わせるも枠の外に外れる。

 10分には、マルコ・リヒターが立て続けにチャンスを迎える。1本目は左からのクロスをダイレクトでシュートを放つも相手DFに阻まれ、2本目も同じような形からシュートを打つが決められず。直後の11分にもクルーゼがCKの流れから左足のシュートを放つも枠の外へと外れた。

 22分にも中盤でボールを奪い、最後はリヒターが態勢を崩しながらもシュートを放つがゴールならず。一方のコートジボワールも23分に最初のチャンスを迎え、クリスティアン・クアメがドリブルで持ち込み、シュートを放つも枠の外に外れた。

 25分には再びドイツに決定機が訪れる。左サイドのクルーゼのクロスからアヘがヘディングシュートを放ち、クロスバーにヒット。コートジボワールのゴールを脅かす。

 40分、コートジボワールに再びチャンスが訪れ、右サイドからのクロスをクアメがヘッドで合わせるも枠の外へ。44分には、CKの流れからウィルフリード・シンゴが鋭いシュートを打つも、ゴールの上へと外れた。

 前半はこのまま両チーム無得点でハーフタイムへ。

 後半最初のチャンスはドイツ。49分、右サイドからのクロスを、リヒターがフリーで合わせるも上手くミートせずシュートは枠の左に外れた。

 56分、コートジボワールにアクシデント。直前に右脚を気にするしぐさを見せていたイドリッサ・ドゥンビアがピッチに座り込んでしまい、プレー続行が不可能に。同選手に代わり、アマド・ディアロが投入された。60分、右サイドのマックス・グラデルがクロスを上げ、フリーのユスフ・ダオがヘッドで合わせるもシュートは枠の外。63分にもグラデルが右サイドからドリブルで持ち込みシュートを打つが枠に飛ばせず。1分後にもクアメが左サイドからのクロスをヘディングシュートするが相手GKフロリアン・ミュラーにキャッチされる。

 しかしながら、67分、シンゴのロングスローからゴール前で混戦が起こり、最後はダオのシュートを止めようと足を出したベンヤミン・ヘンリヒスに当たってオウンゴールに。コートジボワールが先制に成功する。

 1点を追うドイツは70分、裏のスペースに抜け出した途中出場のセドリック・トイヒャートがシュートを打つも、コートジボワールGKエリエーゼ・イハ・タプの好セーブに阻まれる。だが、73分、ゴール前で得た直接FKをエドゥアルト・レーヴェンが決め、ドイツが同点に追いつく。

 同点とされたコートジボワールは77分、ドイツのゴール前での攻防から、最後はグラデルがハーフボレーで狙うもドイツGKミュラーが左手一本でセーブ。さらに82分、グラデルがペナルティーエリア内でボールを貰い、シュートを放つが決められず。

 試合はこのまま終了し、1−1の引き分け。この結果、ドイツはグループリーグ敗退、コートジボワールはグループD2位で決勝トーナメント進出となった。準々決勝は1日に行われる予定で、コートジボワールはグループCを1位で通過したチームと対戦する。


【スコア】
U−24ドイツ代表 1−1 U−24コートジボワール代表

【得点者】
0−1 67分 オウンゴール
1−1 73分 エドゥアルト・レーヴェン(ドイツ)

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