「お湯かけられた?」背中に大やけどをしたが、人なつこい猫を保護 今では毛が生えそろい、里親さん募集中

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2021年07月29日 14:40  まいどなニュース

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写真福岡県古賀市内の住宅地でボランティアが背中に大やけどを負った猫を保護。虐待された可能性があるという/児島さん提供・YouTube動画よりキャプチャ撮影
福岡県古賀市内の住宅地でボランティアが背中に大やけどを負った猫を保護。虐待された可能性があるという/児島さん提供・YouTube動画よりキャプチャ撮影

「猫の背中が水ぶくれになってクルクル回って暴れている。早く病院へ!」と、今年5月中旬ごろ、福岡県古賀市の住宅街で様子のおかしい猫がいると餌やりの女性から連絡を受けたという、保護猫カフェ「保護猫Café MOCA」オーナーの児島よし子さん。

【動画】保護された直後の猫さん、傷が痛々しい

駆け付けたところ、猫は比較的落ち着いていたものの「背中が濡れたような感じ」だったといいます。猫を連れて行った動物病院では「やけど」と診断。さらに、獣医師から「薬品や焦げた感じはないので、お湯を掛けられたのではないか」と告げられました。

古賀市内で地域猫活動などに取り組む保護ボランティア団体「kogaねこ」の代表でもある児島さん。やけどを負った猫について「やけどをしてとても痛がっていたようです。何者かが故意にお湯を掛けて虐待した可能性が高いとみられます」といい、「愛護動物を傷つけることは犯罪で5年以下の懲役又は500万円以下の罰金です。一体誰が・・・痛い思いをした猫がかわいそうです」と訴えます。

やけどの猫、背中の皮膚がはがれピンク色に・・・「古傷もたくさん」

児島さんによると、やけどを負っていた猫は、保護された3週間ほど前に草むらでうずっまっているところを餌やりの女性が見つけ、餌をあげるようになったとのこと。猫に異変が起きた直前には、少し弱っているように見えたそうです。

保護当時の猫について「とても人なつっこい子で、威嚇もおびえも全くありませんでした。もともと飼い猫だったかどこかで可愛がられていたのかもしれません」と児島さん。さらに「保護した翌朝、背中の皮膚がはがれ背中がピンク色になっていました。ひどいやけどで、どんなに熱くて痛かったのだろうと・・・古い傷もたくさんあったので、以前から虐待されていたかもしれません」と振り返ります。

やけどを負った猫は病院で受診後、塗り薬と抗生物質の飲み薬を処方され、1カ月ほどで皮膚の状態は改善。2カ月後には毛が生えそろってきました。年は5歳をとうに超えているという男の子。ヒロくんと名付けられ、今は保護部屋で暮らしています。また、お外の生活が長かったせいか歯周病になっており、歯を残しておいてもいずれ悪くなるため、上下の犬歯以外は抜歯する予定だといいます。

お外でつらい思いをしたヒロくん、優しい里親さんを待つ・・・

つらい思いをしてきたヒロくんですが、現在里親さんを募集しています。

「外猫は常に危険にさらされています。虐待を減らすためには、野良猫を減らさないといけません。だからこそ、不幸な猫が産まれないように、TNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)と地域猫活動に取り組んでいます。

ヒロくんはエイズキャリアですが、他のエイズキャリアの猫とともに同じ保護部屋で過ごしています。ケンカもせず穏やかな性格。人が大好きなので、なでられようと寄ってきて頭を擦り付けるとってもかわいい子なんです。エイズキャリアにご理解のある温かいお家が見つかることを願っています」(児島さん)

  ◇   ◇

ヒロくんの里親募集については、児島さんのメールアドレス(satoneko.moca@gmail.com)まで問い合わせを。また、児島さんは人慣れしない猫や病気の猫に伸び伸びと動き回れる広いスペースを作ってあげようと、自宅の庭に「CATガーデン」を製作中。8月末に完成予定です。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

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