山形がタイ代表ジャルンサックの獲得に興味…現地メディアが報道

モンテディオ山形がタイ代表MFジャルンサック・ウォンコーンの獲得に動いているようだ。タイの複数メディアが報じている。

　ジャルンサックは右サイドを主戦場とする24歳のアタッカーで、石井正忠監督が率いるタイリーグ1部のサムットプラカーン・シティに所属。昨年1月に行われたAFC Uー23選手権2020ではUー23タイ代表の主力として出場し、3ゴールを挙げて大会得点王を獲得した。今年6月にUAEで集中開催された2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選では西野朗監督によりA代表にも招集され、マレーシアとの最終戦ではフル出場を果たしている。

　ジャルンサックに関しては昨年から複数のJリーグクラブが関心を持っていると現地メディアで報じられており、昨シーズン開幕前には清水エスパルス、昨年末にはV・ファーレン長崎の名前が挙がっていた。タイメディア『MATICHON ONLINE』によれば、長崎は現在もジャルンサックの獲得に興味を示しているという。

　昨シーズンのタイリーグでは29試合に出場して3ゴール、リーグトップとなる14アシストをマークした。スピードと正確なクロスが武器のタイ代表の新星は、Jリーグでプレーすることになるのか。今後の動向が注目される。

文＝本多辰成