堤礼実アナが選ぶ、2021年上半期GIベストレース「今年一番ドキドキした」

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2021年08月01日 11:41  webスポルティーバ

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堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第20回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は今年上半期のGIレースにおいて、堤アナにとってのベストレースはどの一戦だったのか、話を聞いた――。

 東京は平年より早い梅雨明けとなり、ここ最近はずっと暑い日が続いています。とはいえ、今年もコロナ禍にあって、夏を満喫するというのは難しそうです。

 幼い頃は、地元のお祭りなどの縁日に連れていってもらうのが、夏の楽しみのひとつでした。私が好きだったのは、綿菓子です。パンパンに膨らんだキャラクターの袋から引っ張り出して、頬っぺたをベタベタにしながら食べていた記憶があります。

 あとは、りんご飴。舌を真っ赤にして食べていたのが懐かしい。こうして話をしているだけでも童心に帰れますね。

 昨年は少しでも夏気分を味わうために、子どもが水遊びするような簡易プールを自宅のベランダに設置した、という話をこの連載でもさせていただきましたが、今年も夏らしいアイテムを購入して、気分だけでも夏を味わいたいと思っています。

 そこで、いろいろと物色して最近ようやく見つけたのが、近年人気のふわふわのかき氷を作ることができるかき氷機です。

 母がかき氷好きで、夏になると必ず一緒に食べに行っていました。行きつけのお店もあったのですが、昨年は結局行けずじまい。ですから、今年は氷がふわっふわになるかき氷機を買って、自宅でかき氷を楽しみたいと思っています。

 さて、2021年上半期の競馬界を振り返ってみると、今年もいくつもの名勝負が繰り広げられました。そこで今回、私が選ぶ上半期のGIベストレースを発表しようと考えてみたのですが、どのレースも甲乙つけがたく、ひとつだけ選ぶのはなかなか難しい作業でした。

 それでも、悩んだ末に決めたベストレースは、日本ダービーです。

「やっぱりね」と思われた方も多いのではないでしょうか。私自身、写真判定となって着順が表示されるまでの時間は、今年一番ドキドキしたのではないか、というくらい興奮したレースでした。

 勝ったシャフリヤールの強さはもちろんですが、2着に敗れたエフフォーリアもまた、すごく印象に残っています。素人目に見ても、完璧に近い競馬をしたのではないかと思いましたし、いろんな方に話を聞いても「満点のレースだった」とおっしゃる方が多かったですね。

 お互い大きな不利もなく、100%の力を出し切った馬同士の戦いが見られた、という意味では非常に美しいレースだったと思います。

 改めてレース映像を見直してみたのですが、4コーナーを回った辺りでは、ここからどの馬が伸びてきてもおかしくない、というほど見応えのある一戦でもあり、どの馬を応援している人にとっても、最後までドキドキしながら楽しめたレースだったのではないでしょうか。

 日本ダービーをベストレースに挙げた理由は、ジョッキーにまつわるストーリーにも感銘を受けたからです。

 シャフリヤールで勝った福永祐一騎手は、史上3人目のダービー連覇を達成。通算3度目の制覇は、武豊騎手に続く史上2人目の快挙です。

 2018年にワグネリアンで初制覇を成し遂げるまでは、ダービーでなかなか勝てず、苦しい思いをしてきた福永騎手。しかし今では、悔しさをバネにした、人としての強さを感じます。

 一方、エフフォーリアで敗れたのは、22歳の横山武史騎手。その悔しさは察するに余りありますが、この若さでそれほどの悔しさを味わったこと、これだけのレースを経験できたこと、それは本当に価値あることだと思います。きっとこの悔しさが今後、彼をさらに強くさせる――そう期待しています。

 実はベストレースを選んでいて、日本ダービーとどちらにしようかと悩んだレースがありました。それは、桜花賞です。

 単純に、ソダシという白毛馬が史上初のクラシック制覇を成し遂げたこともありますが、クビ差の2着に敗れたサトノレイナスの末脚が強烈な印象として残っているからです。

 レースを見ている感覚としては、ゴール直前までどこにもいなかったサトノレイナスが最後に突然現れ、あと10mあったら着順が入れ替わっていたかもしれない。そのくらいすごい追い込みを見せてくれました。

 その後、サトノレイナスは牝馬ながらもダービーに挑戦して5着と善戦。秋はどこへ向かうのかわかりませんが、早くまたあの末脚が見たいなと思っています。

 もちろん、ソダシにも注目しています。あの美しい馬体がまた1着でフィニッシュラインを駆け抜けるのを楽しみにしたいです。

 白毛馬といえば、2歳馬でもハイアムズビーチが6月の新馬戦を勝ちました。ハイアムズビーチは、現2歳世代では唯一の白毛馬。そんな希少な1頭がいいスタートを切ったことは、うれしいニュースです。

 ゆくゆくはGIを勝って"ソダシ2世"になるかもしれません。この秋は新世代の白毛馬にも注目ですね。

Profile
堤 礼実(つつみ・れいみ) 2016年フジテレビ入社。
1993年11月23日生まれ、米国カリフォルニア州サンノゼ出身。
血液型:O型。趣味:ミュージカル鑑賞、ダンス。
好きなもの:東宝ミュージカル、宝塚歌劇、ハプスブルク家、
パクチー、チーズ。
モットー:「一瞬一瞬を大切に」「意志のあるところに道はある」

『みんなのKEIBA』(毎週日曜・午後3時00分〜)
★『みんなのKEIBA』公式HPはこちら>>
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