ポールのハミルトン「驚くようなラップを走れた。僕には“駆け引き”は必要ない」メルセデス/F1第11戦

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2021年08月01日 18:01  AUTOSPORT web

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2021年F1第11戦ハンガリーGP予選 ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(メルセデス)
2021年F1ハンガリーGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは1番手、バルテリ・ボッタスは2番手だった。ふたりとも決勝をミディアムタイヤでスタートする。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン
FP3 1番手(1分16秒826/20周)
予選 1番手(Q1=2番手1分16秒424:Q2=6番手1分16秒553:Q3=1番手1分15秒419)

 驚くような予選ラップだった。バルテリを含め、今週末の皆のチームワークは最高だ。

 マシンを改善し、常に発展させるために、努力し続けている。ファクトリーの皆は全力で仕事に取り組み、あらゆる手段を講じている。全員が一致団結し、互いに励まし合い、努力している姿を見るのは感動的だ。皆の素晴らしいサポートに感謝したい。

 スタートからターン1までは、ソフトタイヤでは5メートル分ぐらいのアドバンテージがある。ターン1までは長いから、明日はエキサイティングなレースになるだろう。後ろのドライバーたちが全員ソフトタイヤなのは意外だね。

 チームでフロントロウを独占できて、とてもうれしい。久しぶりに達成できたので、ファクトリーの皆への感謝の気持ちでいっぱいだ。

(記者会見で、Q3最後のランのアウトラップを故意に遅く走って、後ろのレッドブル勢のウォームアップを妨げようとしたのかと聞かれ)ばかばかしい。あの時は全員がゆっくり走っていた。僕がもっと速く走れたと思うの? そうしたら(前を走っていた)バルテリに近づきすぎてしまう。

 全員がアウトラップをゆっくりと走っていた。他の時と何の違いもない。戦略なんてものは一切使っていないし、僕には駆け引きなんて必要ない。走るためにやるべきことは分かっているし、十分速い。戦略を用いる必要なんてないんだ。そんな発言をする人たちは、僕たちの仕事について何も分かっていない。

(予選直後、ファンの一部からブーイングされたことについて)ブーイングを受けてこれほどいい気分になったことはない。むしろ刺激になる。だから気にしないよ。

■ボッタス「アスリートにブーイングをするのはフェアじゃない」

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス
FP3 3番手(1分17秒055/15周)
予選 2番手(Q1=3番手1分16秒569:Q2=8番手1分16秒702:Q3=2番手1分15秒734)

 シルバーストンでパフォーマンスが多少向上し、ブダペストでもその流れが続いているようなのでよかった。ここは気温が高くて独特のコンディションだけど、今のところいいパフォーマンスを発揮できている。

 僕たちチームは明日ミディアムタイヤでスタートできる。有利な状況だ。レッドブルはソフトだからスタートでアドバンテージがあるけれど、僕たちはファーストスティントを長く走ることができる。面白いレースになりそうだ。スタートに集中する必要がある。

 Q2最初のランには少しがっかりしている。ルイスはすごいラップを走ったが、僕は、それ以前ほどはマシンに自信を持つことができなかった。Q2でミディアムタイヤで走ったことでリズムが少し狂い、Q3でソフトに戻した時に、適応してアタックするのが簡単ではなかった。でもまずまずのラップだったし、2番手に入れたので、ある程度満足している。

(記者会見で語り)ひとつ付け加えたいことがある。僕は普段、こういうことについて発言することはないんだけど、今日、予選が終わった後、たくさんのブーイングが聞こえてきた。僕には理解できない。その人たちには、自分自身のこと、自分自身の行動について考え直してもらえればと思う。あれはフェアじゃない。僕たちはアスリートとして、愛するスポーツのために、全力を尽くすためにここにいる。ルイスは最後に素晴らしいラップを走った。そのルイスにブーイングをしたんだ。自分自身に問いかけてほしい。正しいことではない。フェアじゃないよ。こういう行動を目にしたくはない。

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