トッテナムは、アタランタに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの獲得でクラブ間合意に達したようだ。1日、イギリスメディア『トークスポーツ』が報じた。
トッテナムはここ数日、ロメロ獲得に向けてアタランタと交渉を行っていることが報じられてきた。そしてついに、移籍金4300万ポンド(約66億円)+ボーナスのオファーがアタランタに受け入れられた模様だ。また、イタリア人記者ファブリツィオ・ロマノ氏によると、ロメロ自身はトッテナムに加入することを強く望んでいるという。
現在23歳のロメロは恵まれた身体能力に加え、的確な判断力を生かして積極的な守備を行うセンターバック。昨年夏、1600万ユーロ(約21億円)の買い取りオプションが付帯した、2年間の期限付き移籍でユヴェントスからアタランタに加入した。
アタランタでブレイクを果たし、2020−21シーズンは公式戦42試合に出場。また、今夏はコパ・アメリカ2021に参戦して母国の優勝に貢献し、大会ベストイレブンにも選ばれた。
トッテナムは今夏、長年クラブに尽くしてきたベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトが、アル・ドゥハイル(カタール1部)へと完全移籍。果たして、ロメロは同選手に代わり、“スパーズ”の新たなDFリーダーとなるのだろうか。