エヴァ―トンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが今夏に移籍する可能性が浮上しているようだ。1日、イギリスの地元紙『リヴァプール・エコー』が報じている。
昨シーズンまでエヴァートンで指揮を執っていたカルロ・アンチェロッティ監督はレアル・マドリードへ復帰。アンチェロッティ監督に代わって今シーズンからエヴァートンの監督に就任するのはラファエル・ベニテス氏で、ハメス・ロドリゲスは同監督の構想に入っていないという。
アンチェロッティ監督の“愛弟子”としてエヴァ―トンに加入したハメス・ロドリゲスだが、同選手は「将来のことはわからない」とした上で自分が求められているクラブでプレーしたいと語っている。
ベニテス監督は毎週のように一定レベルのエネルギーやインテンシティをもたらす、一貫性のある選手を望んでいるといい、チーム改革に伴い予算を増やすことも意識しているようだ。ベニテス監督はJ・ロドリゲスの能力・クオリティには一切疑いを持っていないものの、一説には同選手の週給が20万ポンド(約3000万円)を超えるとも言われており、さらに負傷の多さなどが大きな懸念材料となっているようだ。同選手は昨シーズンのリーグ戦で23試合に出場しており、メンバー外となった試合の多くは負傷によるものだった。
エヴァ―トンとハメス・ロドリゲスは都合の良い移籍先を見つけるため1カ月の猶予を与えられているといい、その間に移籍する可能性もあるようだ。セビージャやミランが興味を示している一方でその高額な給料がネックになるとみられていて、1年間のレンタル移籍の可能性が濃厚なようだ。