ホンダ田辺TD「2戦連続クラッシュが起き、残念な締めくくり」も後半戦への闘志を燃やす/F1第11戦決勝

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2021年08月02日 11:41  AUTOSPORT web

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写真2021年F1第11戦ハンガリーGP 決勝スタート直後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP 決勝スタート直後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
 2021年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは10位、セルジオ・ペレスはアクシデントに巻き込まれ、0周リタイアだった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6位、角田裕毅は7位だった。この順位は暫定リザルト。2位フィニッシュのセバスチャン・ベッテルの失格裁定に関して、アストンマーティンは上訴の意志を正式に示したため、その結果によってリザルトが確定される。

 スタート直後、路面が濡れたコンディションのなか、2番グリッドのバルテリ・ボッタス(メルセデス)がミスをしたことで多重クラッシュが発生。レースは赤旗中断となる。ペレスはその際のマシンダメージによりその場でリタイア。フェルスタッペンも巻き込まれ、ダメージをピットで修復し、不完全な状態でレースを続行した。リスタート時にはポイント圏外だったフェルスタッペンは、ミディアムからハード、ミディアムへと交換し、10位でフィニッシュした。

 なお、決勝前、ホンダはフェルスタッペンのパワーユニット(PU/エンジン)を交換。予選後のチェックで異変を発見し、イギリスGPでのクラッシュの影響がハンガリーの週末に拡大したとの見方を示している。

 ガスリーは5番グリッドスタートだったが、1周目に12番手までポジションを落とした。その後はミディアム、ハードと交換して走るなかでポイント圏内に浮上。49周目には角田の前に出て6番手に上がり、終盤にはポジションを落とすことなくソフトタイヤに交換し、最終ラップにファステストラップを記録、1ポイントをルイス・ハミルトン(メルセデス)から奪った。

 16番グリッドからスタートした角田は、多重クラッシュの混乱をうまく避けて5番手に浮上、序盤は4番手を走行した。角田は7位でフィニッシュ、5回目の入賞を果たした。

 ハンガリーGP終了時点で、ドライバーズ選手権、コンストラクターズ選手権ともに、フェルスタッペンとレッドブルは、ルイス・ハミルトンとメルセデスに首位を奪われる結果となった。

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日のハンガリーGP決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダにとって、先日のイギリスGPに続き他車とのクラッシュが原因で非常にフラストレーションが溜まる結果となりました。

 スタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれたペレス選手のマシンはダメージが余りに大きくそのままリタイア、フェルスタッペン選手も車体に大きなダメージを負いました。赤旗中断の間にメカニックが懸命な修復作業を行い、フェルスタッペン選手が傷ついたマシンで懸命にプッシュして10位に入賞し、チームにとって大切な1ポイントを獲得できたことが唯一の救いです。

 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台は、うまくクラッシュによる混乱を回避すると、その後のレースを粘り強く走り、ガスリー選手が6位、角田選手が自身2度目となる7位に入賞しました。コンストラクターズチャンピオンシップでのポジションは落としてしまったものの、後半戦も激戦が予想される中で、中段グループを争うチームにとって貴重なポイントを2人のドライバーともに持ち帰ることができました。

 ここからF1はサマーブレイクを挟み、8月の末からの後半戦に向かいます。前半戦をいい形で締めくくることができなかったことは残念ですが、しっかりと前半戦の反省を行い、また心身のリフレッシュをしてブレイク明けの闘いに備えたいと思います。

 最後に、初優勝を果たした(エステバン・)オコン選手、またチームとしての初優勝を獲得したアルピーヌに祝福の言葉を贈りたいと思います。
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