ローソン社長・竹増貞信「お客様と一緒になってエコ社会を作り出す」

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2021年08月02日 16:00  AERA dot.

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写真竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
「コンビニ百里の道をゆく」は、51歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

【写真】タンブラー持参で飲み物が割引に?

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 脱炭素社会の実現へ。ローソンは、2030年に17年度比で容器包装プラスチック使用量を30%削減し、50年までに、オリジナル商品の容器包装に環境配慮型素材100%使用を目標に掲げています。

 その一環で、キリンホールディングス、キリンビバレッジと協力して、使用済みペットボトル容器回収の実証実験を、ローソン横浜新子安店で7月15日から開始しました。キリングループが開発した「ペットボトル減容回収機」を店頭に設置。お客様にはペットボトル5本回収につき「Pontaポイント」1ポイントを付与する仕組みです。

 また、全国のマチカフェのコーヒーやカフェラテを対象に、セルフマシン設置店舗以外で、タンブラー持参のお客様に39円引きで提供する取り組みを7月20日から始めています(8月30日まで)。タンブラー持参の値引きは10年前のマチカフェ導入時から行っており、普段は10円引き。今回、更なるプラスチック削減に向けて39円引きにしました。

 これまでもマチカフェではアイスコーヒーの紙カップへの変更やストローを使用しないフタへの変更を実施。今回は期間中6.4トンのプラスチック削減を見込んでいます。

 二つの取り組みに共通する重要なポイントは、「お客様と一緒に」です。タンブラー持参のお客様に「39(サンキュー)」の気持ちも込めつつ、共に「使い捨てのないエコ社会」を作り出していく。

 タンブラーを持ってレジに並ぶお客様を見た別のお客様が、「そうか。地球環境、大事だよね」と気がつかれる。洗浄したペットボトルを持参し、回収機に入れること自体が、お子さんにとっては楽しい体験になる。「お客様との一体感」が、エコ社会を目指すためには大切だと考えます。

 各地のマチのローソンが「CO2を削減して、いい地球に!」という意識の発信源になれたらと思います。

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

※AERA 2021年8月9日号

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