侍ジャパンの年棒ランキング24 1位は田中将大、2位は? エモヤンの評価する意外な選手

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2021年08月02日 18:55  AERA dot.

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写真侍ジャパンの鈴木誠也(左)、坂本勇人(中央)、田中将大(写真/GETTYimages)
侍ジャパンの鈴木誠也(左)、坂本勇人(中央)、田中将大(写真/GETTYimages)
 東京五輪で金メダルが期待されている野球日本代表の侍ジャパン。初戦のドミニカ戦は坂本勇人内野手が9回にサヨナラヒットを打ち、辛勝。次戦のメキシコ戦は山田哲人内野手が3ランホームランを打つなど打線が奮起。2連勝を飾った。

【表】侍ジャパンの年棒ランキングはこちら

 日本球界のスター選手が集まっている侍ジャパンだが、彼らの年俸はいくらなのか気になるところ。そこで、編集部ではこれまでの報道で公開されている侍ジャパンの年収を調査。それをランキングにまとめた。今大会の活躍とともに、彼らの年俸を見ていこう。

 今大会、良い活躍を見せているのは坂本内野手だろう。第1戦でサヨナラヒットを打ち、第2戦でもホームランを放った。メキシコ戦では走塁でも相手選手にプレッシャーをかけ、エラーを誘うなど活躍を見せた。巨人のキャプテンを務め、攻守の要になっている。年俸は5億円で3位だった。

 今回の活躍には、元阪神の投手で、野球解説者の江本孟紀さんも複雑な胸中を明かす。日本のプロ野球ではいまセ・リーグで阪神と巨人とが激しい首位争いを見せているからだ。江本さんはこう語る。

「こうした大会やオールスターなどで活躍して、シーズンで調子が悪くても、その後、調子が上がってくるということはよくある話です。坂本は今大会でとても調子がいいので、このままシーズンに戻ってくると阪神には脅威ですね」

 メキシコ戦で3ランホームランを放った山田哲人内野手は坂本と同じく、5億円だった。山田はWBC、プレミア12といった別の国際大会でもホームランを打っており、安定した勝負強さを見せている。

 侍ジャパンで最も高かったのは、田中将大投手で9億円だった。昨シーズンまではアメリカの名門ヤンキースで7年間も活躍してきた。今シーズンは楽天と契約を結び、話題を集めた。

 楽天では今季4勝5敗と勝ち星に恵まれていない。防御率2・86と良い数字を残しているが、ストレートの強さが全盛期ほどのものではなくなっているという指摘もある。準々決勝のアメリカ戦では先発を予定しているが、不安要素と見るファンもいる。
 
 しかし、江本さんはこう語る。

「メジャーで活躍してきて、国際的な経験は誰よりもあるベテラン。チームの精神的支柱になっている。アメリカ戦で順当に結果を出せば、ほかの若い選手も勢いづくでしょうね。特に不安はないです」

 今大会では年俸が高くない若い選手も活躍を見せている。
 
 メキシコ戦で先発し、5回2失点に抑えた森下暢仁投手は、年俸4300万円。メキシコ戦で森下の後を継いで、2回を1安打無失点と好投した伊藤大海投手は、今大会で最も低い1500万円だった。伊藤は今シーズンから日本ハムに入団したルーキーで、侍ジャパンに大抜擢された選手だ。野球に詳しいスポーツライターはこう見る。

「森下は初めての国際舞台ということで序盤は緊張して、苦しんでいる様子でしたが、徐々に本来の調子を取り戻して好投しました。伊藤はストレートが走っていて、調子が良いように見えました。二人ともとりあえず初登板を終えたので、会場の空気感にも多少慣れたでしょう。次回の登板はもっとギアをあげてくるかもしれませんね」
 
 まだいい活躍を見せられていない選手の年俸も見ておこう。
 
 ドミニカ戦で2番手として登板した青柳晃洋投手は2/3回を3安打2失点1四球とパッとしなかった。年俸は5千万円だ。侍ジャパンの4番を務める鈴木誠也選手はここまでヒットゼロと本来の調子を見せられていない。年俸は3億1千万円だった。先のスポーツライターはこう語る。

「特に鈴木はまだ年俸分の活躍は見せられていないですね。プレミア12では大活躍だったので、今後の奮起には期待です。金メダルを獲るには鈴木の活躍が不可欠。実力は申し分ないので、一本ヒットが出れば変わると思います」

 最後に今大会のシンデレラボーイになりそうな選手は誰か。江本さんは村上宗隆内野手に注目する。今大会はここ2試合で2安打2打点と活躍を見せている。シーズンでもヤクルトでここまで26本のホームランを打つ若き主砲だ。年俸は1億円だった。

「村上は一発ホームランを打てば、大きな自信がつくでしょうね。今シーズンは打率は良くないですが、ここで打てばますます脅威になりますよ。阪神と巨人を脅かすかもしれません」(江本さん)

 ちなみに、江本さんが活躍した70年代は年俸1千万円が大台で、江本さんの最高年俸は1800万円だったという。侍ジャパンには高額年俸の選手がズラリと並ぶ。ぜひファンが魅せられる活躍を期待したい。(文/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

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