これ、わたしの…　飼育員の椅子で「寝て待つ」ハイエナの子、「座って待つ」から愛らしさあふれる進化

飼育員用の椅子で寝て待つハイエナの女の子がTwitterに投稿され、野生ではみられない愛らしさが反響を呼んでいる。

丸くなって甘えるような眼差しを向けているのは、ブチハイエナのウーピーちゃん（生後8ヵ月）。北海道にある体験型ふれあい動物園「ノースサファリサッポロ」で暮らしはじめてまだ3ヵ月ほどだが、愛らしさが日を追うごとに増している。この日は、飼育員が座ろうと置いておいた椅子の上で、前足や後ろ足を上手に仕舞い込んで寝転んだウーピーちゃん。椅子を独占したくなったのか、待ちくたびれてしまったのか、いずれにしても自然界ではあり得ない無邪気な姿のまま、しばらく寝転んでいたという。この1ヵ月ほど前には、椅子に座って待機する姿を披露したばかり。愛らしさに輪をかけた驚きの進化を続けている。

この光景はそっと様子を見に行った飼育員がたまたま目撃したもの。「テンションが高いときは椅子から飛び降りて近寄ってきますので、多分眠いとき」で、当初に比べると椅子にも慣れ、寝待ちするほどリラックスしている状態ではないかと話している。まだ、子どもであるためスタッフに甘えるのだという。

ウーピーちゃんは先月から、アフリカゾーンで15時30分から17時まで一般公開されている。来園が難しくても、公式LINE限定コンテンツ「かわいい動物たちは、いま、なにしてる？ライブカメラ」のアフリカゾーンカメラでも、日々の姿を目にすることができる。