ポルシェのミドルサイズSUV「マカン」が包括的にアップグレード

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2021年08月03日 18:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ポルシェジャパンはこのほど、新型「マカン」「マカンS」および「マカンGTS」の予約受注を開始した。

今回発売される3つのバージョンは、向上した性能、よりシャープなデザイン、そして新しい操作コンセプトを備えた新型モデル。すべて先代よりも大幅に出力が増大している。

大きな成功を収めた同社のSUVシリーズのトップに位置するのが、スポーティーなフラッグシップの「マカンGTS」。その2.9リッターV6ツインターボエンジンは、先代を44kW(60PS)上回る最高出力324kW(440PS)を発生する。ポルシェGTS特有の応答性とトルクの供給によって、スポーツクロノパッケージ仕様車は0−100km/hをわずか4.3秒で加速し、最高速度は272km/hに達する。

「マカンS」にも2.9リッターV6ツインターボエンジンが搭載されており、先代を20kW(26PS)上回る最高出力280kW(380PS)を発生。これによって、静止状態から100km/hまで4.6秒で加速し、259km/hの最高速度に達する。

「マカン」のエントリーバージョンは新開発の4気筒ターボエンジンを搭載しており、最高出力195kW(265PS)、0−100km/h加速タイム6.2秒をマークし、最高速度は232km/h。全てのエンジンに、ポルシェの7速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)とポルシェトラクションマネジメント(PTM)4WDシステムが組み合わされている。

新型マカンモデルは、幅広い状況に対応するサスペンションを提供し、さらに最適化されたシャシーによってドライバーに優れたフィードバックを提供する。このために、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)のダンパー特性などの要素がモデル専用に再適合化されており、個々のホイールの減衰力を連続的にアクティブに調整する。PASMは、「マカン」にオプション装備、「S」および「GTS」モデルに標準装備される。

「マカンGTS」は、ボディを10mm低く設定するスポーツエアサスペンションの標準装備によって、他のバージョンとは一線を画している。オプションのGTSスポーツパッケージを装備することで、車のダイナミックな性能をさらに高める。

同社はいくつかの変更を加え、ミドルサイズSUVの外見をさらにスポーティーでシャープなものとした。再設計されたノーズは、「マカン」のワイドボディを強調し、路上でさらに人目を引く外観となった。「マカンGTS」のノーズセクションの中央部とその他のエレメントはブラックで仕上げられている。

新しいカラーのパパイヤメタリックとゲンチアンブルーメタリック、そしてGTSスポーツパッケージを備えた「マカンGTS」のパイソングリーンを含む、合計14色を用意した。

さらに、エレガントな最新のデザインのセンターコンソールによって大幅に強化されたインテリアを提供。トップモデルでのみ利用可能なGTSスポーツパッケージには、ダイナミクスのメリットとエクステリアのブラックハイライトに加えて、専用のインテリア装備も含まれている。

希望小売価格(税込)は、「マカン」754万円。「マカンS」977万円。「マカンGTS」1,188万円。(エボル)

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