トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、2日連続でクラブの練習を欠席した。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』などが報じている。
7月半ばまでEURO2020に参加していたケインは、短い休暇を経て、2日からチームトレーニングに復帰する予定だった。しかし同日、ケインがトッテナムの練習場に姿を見せなかったことで大きな話題に。練習欠席は新型コロナウイルスの検査とも関係なかった模様で、同選手の態度に激怒したトッテナムは同選手に罰金を科すと見られている。
そして、ケインは3日の練習にも姿を見せなかったようだ。ただ、『スカイスポーツ』やイギリス紙『テレグラフ』、同『ガーディアン』などによると、同選手は今週末から練習に参加することを計画しているという。
ケインはトッテナム生え抜きの現在28歳。これまで公式戦通算336試合に出場して221ゴール47アシストを記録し、3度のプレミアリーグ得点王を経験している。しかし、クラブ・代表ともにタイトルからは見放されており、トップレベルでのプレー機会を求めてマンチェスター・Cへの移籍を希望しているとも報じられている。
しかし、マンチェスター・Cとトッテナムのクラブ間交渉は難航。また、イギリスメディア『アスレティック』によると、トッテナムは2024年6月30日まで契約が残っているケインを国内のライバルに売却するつもりがないようだ。果たして、ケインの去就はどのようなものになるのだろうか。