ドミニカ共和国が逆転サヨナラ勝ち バティスタV打でアメリカへ挑戦権

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2021年08月03日 22:10  ベースボールキング

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ベースボールキング

9回、サヨナラ打を放ったドミニカ共和国・バティスタ
東京五輪・敗者復活第1ラウンド
○ ドミニカ共和国 7x− 6 イスラエル ●
<8月3日 横浜スタジアム>

 東京オリンピック(五輪)野球は3日、横浜スタジアムでノックアウトステージの敗者復活戦・第1ラウンドが行われ、ドミニカ共和国が9回逆転サヨナラ勝ち。奮闘を見せてきたイスラエルは逃げ切りに失敗し、五輪敗退が決まった。

 両軍一歩も譲らぬシーソーゲームは最終盤までもつれた。ドミニカ共和国は1点ビハインドの9回、イニング先頭の5番・ミエセスが起死回生の特大ソロを左翼席上段へ放り込み試合を振り出しに戻すと、続く6番・カブレラが左安打で出塁し、7番・バルドウィンは送りバントの構え。豪快なラテン野球とは対極にある犠打を見事1球で決めチャンスメークした。その後一死一・三塁と状況が変わり、最後は途中出場のバティスタが中前へ決勝タイムリー。メジャー通算344本塁打を誇る男が大激戦の終止符を打った。

 イスラエルは五輪に向けて現役復帰した右腕・ザイドが中1日で先発登板するなど奮闘。打線も2番・バレンシアが8回に一時逆転となる3号2ランを放つなど勝利が目前に迫っていたが、最後は投手陣が力尽き逆転負け。同国野球史上初のオリンピックは、オープニングラウンドも含めて1勝4敗で敗退となった。

 今大会はここまで11試合中5試合がサヨナラ決着で、日本と韓国にサヨナラ負けを喫していたドミニカ共和国にとっては初のサヨナラ勝利。劇的勝利でノックアウトステージの敗者復活戦・第1ラウンドを突破したドミニカ共和国は、8月4日(水)12時から横浜スタジアムでアメリカと敗者復活戦第2ラウンドを戦う。

このニュースに関するつぶやき

  • 何だかんだで苦労人のボディスタが活躍するのは嬉しい。。ドミニカの選手のバックグラウンドを考えるとリスペクトするな。やはり。
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