わずか2日で100万PV突破! SNSでも話題のマンガ『ダンダダン』の“規格外”の面白さ

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2021年08月04日 19:11  ダ・ヴィンチニュース

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写真『ダンダダン』(龍幸伸/集英社)
『ダンダダン』(龍幸伸/集英社)

 2021年4月6日、マンガ配信アプリ「ジャンプ+」でひとつの作品が連載をスタートした。『ダンダダン』(龍幸伸/集英社)と名付けられたそれは、公開後、瞬く間にSNSで話題に。公開からたった2日で100万PVを突破する人気ぶりだった。

 その後、3話連続で公開から1週間以内に100万PVを達成するという、「ジャンプ+」初の快挙を成し遂げた。以降もたびたびTwitterのトレンドに入り、着実にファンを増やし続けている。そんな『ダンダダン』、待望の第1巻がついに発売された。

 本作の主人公はふたり。幽霊を信じないものの“オカルトマニア”である少年・高倉健と、宇宙人の存在を否定する超能力少女・綾瀬桃だ。ふたりはとても対照的。高倉はぼっちで、少しオタクっぽい印象がつきまとう反面、綾瀬はアクティブかつカーストで言えば上位にいるタイプである。

ダンダダン

 そんなふたりは互いの主張である「幽霊なんていない」「宇宙人なんていない」を証明するため、それぞれに心霊スポット・UFOスポットへと足を運ぶ。すると、そこで実際に幽霊と宇宙人に遭遇し、怪異と対峙する運命に巻き込まれてしまうのだが――。

 本作を説明するのは難しい。大枠で語るならば、「オカルトをテーマにした、少年少女のバトルマンガ」となるだろうか。実際、“とある怪異”に呪われてしまった高倉は、その力を逆に利用して、襲いかかる怪異と戦う。しかし、その力を高倉自身が制御するのは難しい。綾瀬の超能力がなければ、呪いが暴発してしまうのだ。つまり、高倉にとって綾瀬の存在は必要不可欠。物語においてふたりは“バディ”であり、タッグを組み戦っていくのである。

ダンダダン

ダンダダン

 しかし、それだけではない。正反対で交わることもなかったであろう高倉と綾瀬が、オカルト事件を機に距離を縮めていく様子はボーイ・ミーツ・ガール的な物語とも読める。作中では時折ラブコメめいた描写も見られ、一進一退のようなふたりの関係が読者をヤキモキさせる。

 また、ギャグとシリアスの配合も絶妙だ。バトルシーンは圧倒的な画力で描かれ、疾走感にあふれている。ハイテンポで進んでいくアクションを見ていると、いつの間にか作品世界に没入してしまっていることに気付かされる。そんなとき、唐突に挟み込まれるギャグシーンの数々。「オカルト」をテーマにした作品はときに重々しくなってしまうこともあるが、本作では軽快なギャグを“緩和剤”として挿入している。だからこそ、「先が知りたい」とどんどん読み進めてしまうのだ。

ダンダダン

ダンダダン

 オカルトバトルを根底に敷き、ラブコメやギャグ、青春など複合的なモチーフを内包する規格外の『ダンダダン』。「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門にもノミネートされており、いよいよ大ブレイクは間近だ。

文=五十嵐 大

©龍幸伸/集英社


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