侍ジャパン、銀以上確定!白星の伊藤大海「投げたい気持ちで準備していた」

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2021年08月04日 22:51  ベースボールキング

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7回に韓国2番のカン・ベクホを見逃し三振に仕留め、ガッツポーズを見せる侍ジャパンの伊藤大海
東京五輪ノックアウトステージ準決勝
○ 侍ジャパン 5 − 2 韓国代表 ●
<8月4日・横浜スタジアム>

 悲願の金メダル獲得を目指す野球日本代表・侍ジャパンは4日、準決勝で韓国代表と対戦。同点の8回に山田哲人内野手(ヤクルト)が走者一掃の3点適時二塁打を放ち、決勝進出と同時に銀メダル以上を確定させた。

 侍ジャパンは3回、2番・坂本(巨人)の中犠飛で先制。5回は3番・吉田(オリックス)の中前適時打で2点目を加えた。投げては先発の山本(オリックス)が5回まで無失点。しかし6回、先頭からの3連打で1点を失うと、一死一、三塁のピンチでリリーフした2番手・岩崎(阪神)が同点適時打を許した。

 それでも、7回以降の2イニングを3番手・伊藤(日本ハム)が1安打無失点の好リリーフ。すると8回裏、安打と2四球で二死満塁の好機を作り、1番・山田が左中間フェンス直撃の3点適時二塁打を放ち決勝点を奪った。頼りになる“ミスター・トリプルスリー”は、2019年プレミア12の決勝・韓国戦でも試合を決める逆転3ランをマーク。またしても大一番で“韓国キラー”ぶりを発揮した。

 3点リードの9回は、予選から4試合連続登板となった4番手・栗林(広島)がセーブ締め。勝利投手は2回3奪三振無失点の伊藤で、国際大会でも強心臓ぶりを発揮した日本ハムのドラ1右腕は降板後「投げたい気持ちでブルペンで準備していました。二死二塁の場面では、2人で1つのアウトを取るつもりで大胆にいけました」と振り返った。

 侍ジャパンはオープニングラウンドから無傷の4連勝で銀メダル以上を確定させ、同時に2004年アテネ五輪の銅以来、17年ぶりのメダル獲得。7日に行われる決勝戦の相手は、5日に行われる敗者復活3回戦を行う米国代表−韓国代表戦の勝者。悲願の金メダル獲得まであと1勝となった。

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