神谷浩史、坂本真綾、梅原裕一郎を起用した理由は?「サイコト」監督が明かす

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2021年08月05日 10:52  アニメ!アニメ!

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写真『サイダーのように言葉が湧き上がる』(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
『サイダーのように言葉が湧き上がる』(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
言葉×音楽をキーワードに少年少女のひと夏の青春を描いたオリジナルアニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』より、イシグロキョウヘイ監督が神谷浩史、坂本真綾らのキャスティング秘話を明かした。

本作は、『四月は君の嘘』や『クジラの子らは砂上に歌う』などを手掛け繊細で叙情的な演出に定評のあるイシグロキョウヘイ監督が、“言葉×音楽”をキーワードに少年少女の「ひと夏の青春」を描くオリジナルアニメだ。
人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年チェリーと、コンプレックスを隠すマスク少女スマイルが何の変哲もない郊外のショッピングモールを舞台に出逢い、言葉と音楽で距離を縮めていくストーリーが繰り広げられる。

9ヵ月に渡り、本作の宣伝のためYouTubeチャンネル「サイコトちゃんねる」を立ち上げ、制作エピソードなどを丁寧に語ってきたイシグロ監督。公開まで全29回がアップされている。
この度、8月3日に新宿ピカデリーにて“イシグロキョウヘイ監督のスペシャルトークイベント”が開催。「出張版」として語りきれなかったエピソードや、神谷浩史、坂本真綾、梅原裕一郎、潘めぐみら今をときめく人気声優たちが参加している件について語った。

■神谷浩史
神谷さんがお父さん役だって気付きましたか? 多分言われなかったら気づかないくらい馴染んでたと思うんですが。

僕が神谷さんと初めて仕事したのはテレビシリーズの『クジラの子らは砂上に歌う』という作品で、シュアンというキャラクターを演じていただいたきました。印象深かったのは、アフレコの最初の日に結構突っ込んだところまでキャラクターの質問をしてくれまして。そこまで聞いてくれる人ってあまりいないんですよ。あれほど人気な方でもこういうふうに聞いてくる、理解しようとするんだという姿勢に感銘を受けたんです。

シュアンは、影がありつつ飄々としているようなキャラクターなんですけど、テストのパターンは生々しすぎてNGにしているので放送にはのってません。ただ、普段の神谷さんから完全にスイッチが切り替わってて。絵であるはずのキャラクターがその場にいるような芝居をされていて、かなり度肝を抜かれたんですよね。そのときに“もしかしたら地に足がついたキャラクターを神谷さんはやってみたいんじゃないかな”と勝手に想像したんです。そういうところも踏まえて、今回チェリーのお父さん役をオファーさせていただきました。

『サイコト』のアフレコ中は、ブースの中に入ってディレクションさせていただいていたんですが、喉を潰しちゃいまして。声優界では有名らしい、喉に優しいゼリーみたいなものを神谷さんがスッと差し出してくれたのが一番の思い出です。

■坂本真綾
坂本真綾さんは、実はお話作りのスタッフとして呼ぶつもりだったんですよ、役者じゃなくて。劇中ラストあたりに流れる大貫妙子さんの「YAMAZAKURA」がありますよね。副案として、真綾さんが歌うことも考えていました。
大貫さんに曲を作ってもらえるとも思っていなかったし、大貫さんが歌ってくれるとも思っていなかったんです。僕の中での満点回答としては、大貫さんが作詞作曲して歌ってくれることで、結果的にそれは実現したのでよかったのですが、曲は作れるけど歌うのは難しいかもと言われたときに、僕は真綾さんを出すつもりだったんですよ。実は大貫さんが真綾さんに曲を提供していたりする繋がりもあるし、彼女は素晴らしいミュージシャン・シンガーでもありますので。

今となっては、僕としてはベストではあるんですが、真綾さんが歌うバージョンも聴いてみたいので、どこかでカバーとかやってくれないかな(笑)。お芝居についてはもう100点満点なんで言うことなしでございます!

■梅原裕一郎
梅原裕一郎くんにはタフボーイというキャラクターを演じてもらいました。梅原くんも神谷さんと同じく『クジラの子らは砂上に歌う』で初めてお仕事したんですが、彼はオーディションでオウニという役を獲得したんですけど……梅原くんの見た目知ってますか? みなさん。びっくりするくらいイケメンですよ。イケメンだしかっこいい声なんですよ。ただ、休憩中とか話していて思ったのは、イケメン感が全然なくてフラットな感じなんですよね。神谷さんとは違うベクトルで、梅ちゃんのあの見た目とあの声で演じる役もイケメンが多いんですよ。

僕は普段のフランクな感じの梅ちゃんを見てて、見た目に引っ張られないような面白い役を梅ちゃんにお願いしたら良くなるんじゃないかなと思いつつ、同時にタフボーイイケメン化計画が僕の中でありました。見た目もちょっとヤンキーっぽいので愛されキャラになって欲しいなと思ったんです。だから声を梅ちゃん的イケメンボイスにして、しかも普段あんなコミカルだったり怒ったりイキったりする芝居をしない人にやってもらったら愛嬌が出ていいのかなと思って演じてもらいました。

最後のほうに、笑いながら「どっちだよ」というセリフがあるんですけど、すごくこだわりながらディレクションをしまして。僕が「こんな感じだよ」とやりながら3、4回撮り直してもらったんですけど、最後まで付き合ってくれました(笑)。

■潘めぐみ
潘めぐみさんは今回初めて一緒にお仕事をしたんですが、今までの作品で何度かオーディションには参加していただいていたんです。以前、『スナックワールド』のチャップっていう少年を潘さんが演じていることを知らずにテレビで見ていて、少年ボイスなんですけど非常に可愛げがあって愛嬌があるいいお芝居してるなと思いました。

『この世界の片隅に』では遊女の役、『俺物語!!』ではヒロインの可愛い女の子と、カメレオン女優ですよね。それを知った上であの少年ボイスを聞いてたので、自分の作品で少年が出てきて、悪ガキなんだけど愛嬌を植え付けられるキャラがあったらお願いしたいと思っていて、今回ビーバーくんをやっていただきました。

とてもよかったです。元気もいいし、たまに可愛げがあるような芝居をしてくれて、非常に嬉しかったです。最初のドタバタ劇の中で「元プリィ!?」っていうんですが、アフレコ中に笑そうになってしまって。危うく僕の笑い声が入ってNGになりそうになったくらいツボでした。あそこはすごく好きです。

(C)CiderKotoba (C)2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

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  • 潘めぐみさん...「この世界の片隅に」では遊女(リンさん)じゃなくて、ヒロインの妹(浦野すみさん)ですよ���顼�áʴ���
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