ベビーフードを使わない理由はない 医師の見解に多くのパパママ賛同

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2021年08月05日 15:01  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

ベビーフードを使わない理由はない 医師の見解に多くのパパママ賛同

 家事に仕事に大忙しのパパママをサポートしてくれるベビーフード。手作りが出来ないときやお出かけの際に大活躍し、その栄養バランスの良さや種類の豊富さから育児には欠かせないアイテムといっても過言ではありません。


 一方で、ベビーフードの利用に「手抜き」「愛情不足」と否定的な考えを持つ方も。そんな声に対し「ベビーフードは積極的に使うべき」という医師のツイートが大きな反響を呼び、多くの賛同の声が寄せられています。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


「赤ちゃんに手作りを作らずベビーフード使って楽をするなというツイートを見ましたが、ベビーフードは各社が「赤ちゃんのために栄養や食べやすさ、味などを徹底的に研究した結果できたすごいご飯」です


使わない理由ないよね!!
むしろ親も楽できるなら最高では!!?
親が楽してはいけない文化は謎」


 ツイートしたのは整形外科医のおると医師(@Ortho_FL)。先日ツイッターで見掛けたという、ベビーフードに対する否定的な意見に強い危機感を覚えたのだそう。


 そもそもベビーフードは各メーカーが「栄養面」と「安全面」に徹底的にこだわって開発、製造している食品。栄養士が指導を行ったり、食品衛生法、JAS法に基づいた非常に厳しい安全基準をクリアした食品です。


 さらにベビーフードを使うことは、調理の時間を短縮し、忙しいパパママが赤ちゃんとのコミュニケーションに時間を費やすために必要なもの。決して手を抜いたり、愛情がないから使うものではないのです。


 筆者自身も2児の父ですが、子どもたちが赤ちゃんの頃はベビーフードに幾度となく助けられました。


 離乳食づくりには食材から味の濃さ、固さなど、とにかく気をつかわなければならず、さらに作ったものを食べてくれない、ということもざらで、そのことが大きなストレスになってしまうこともありました。


 日本では何かと「苦労すること」が美化されがちですが、過去や周囲の環境と比較してこうあるべき!という声に耳を傾ける必要はありません。ベビーフードの利用で、少しでもパパママのストレスが軽くなり、精神的余裕が生まれるのであれば積極的に使うべきです。


 時代が変わり、子育ての環境も大きく変わりました。核家族化が進み、周りに頼れる人がいない、家族の助けが得られない、こうした悩みを抱えている家庭が多く、身体的にも精神的にも余裕のない日々を送る時代です。手抜きや愛情不足といった誤解なく、ベビーフードの使用に対する理解がさらに広がることを心から望みます。



<記事化協力>
おると整形外科医さん(@Ortho_FL)
ブログ:フリドク 〜フリーランスドクターが医師転職・バイト・ライフスタイルを考える〜


(山口弘剛)


このニュースに関するつぶやき

  • 「ベビーフードを使うほうが、先進的で賢い」という選民思想的な話が好きな人は、結局、手作り信仰の形を変化させてるだけだよね。自身の都合の良い論理だけでなくて、マウントをとるところはそっくり。手作り悪くないよね?
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