DFロメロのトッテナム移籍は秒読み段階…アタランタは代役にユーヴェDF獲得へ

アタランタに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロは、近日中にトッテナムへの移籍が完了するようだ。5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じた。

　トッテナムとアタランタはボーナス込みの移籍金5500万ユーロ（約71億円）でクラブ間合意。ロメロは現地時間5日にイタリアで2度目のメディカルチェックを受け、同日午後にはロンドン入りすると見られている。

　また、アタランタは同選手の代役として、ユヴェントスに所属するトルコ代表DFメリフ・デミラルを獲得すると見られている。デミラルは5日、メディカルチェックのためベルガモ入りする予定。3000万ユーロ（約39億円）の買い取りオプションが付帯した、1年の期限付き移籍でアタランタに加入することになりそうだ。

　現在23歳のロメロは2020年夏、1600万ユーロ（約21億円）の買い取りオプションが付帯した、レンタル料200万ユーロ（約2億6000万円　※パフォーマンスに応じて追加で200万ユーロの支払いが発生）の2年レンタルでユヴェントスからアタランタに加入した。2020−21シーズンは公式戦42試合に出場し、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。また、今夏はコパ・アメリカ2021を制し、大会ベストイレブンにも選ばれた。

　一方、 現在23歳のデミラルは、フェネルバフチェやスポルティング、サッスオーロなどを経て、2019年夏からユヴェントスでプレー。ユヴェントスでは公式戦通算32試合に出場している。トルコ代表としては24キャップを数え、今夏のEURO2020にも出場した。