30歳一人暮らし月収15万円。ボーナスがなく生活が厳しいので転職を考えています

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2021年08月05日 22:21  All About

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写真契約社員を10年続ける30歳女性。ボーナスもなく生活も厳しいので転職を希望しているとのこと。これからどうするべきかファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。
契約社員を10年続ける30歳女性。ボーナスもなく生活も厳しいので転職を希望しているとのこと。これからどうするべきかファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。

ボーナスがなく車の維持が厳しいので、転職活動中です

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、契約社員を10年続ける30歳女性。

ボーナスもなく生活も厳しいので転職を希望しているとのこと。これからどうするべきかファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。

相談者

Aさん(仮名)
女性/会社員(契約社員)/30歳
北海道/借家

家族構成

一人暮らし

相談内容

現在は契約社員で、一人暮らしをしております。基本給のみなので、無駄使いをしない生活にして、残りは車購入のため貯金をしています。ボーナスがないと車の維持が厳しいので、正社員で賞与のある仕事へ転職活動中です。

今後、軽自動車の購入を希望しております。毎月どのくらいの車両費であれば、無理なく返済、維持が可能でしょうか?

また、20代に全然貯蓄できなかったことが不安です。将来結婚や出産、いずれ老後に向けて、最低限どの程度の貯金が必要か、教えていただけたら助かります。よろしくお願いいたします。

家計収支データ

Aさんの家計収支データは図表のとおりです。 
相談者「Aさん」の家計収支データ


家計収支データ補足

(1)勤め先について(相談者コメント)
勤続年数は今年で10年になります。現職で正社員への登用は難しいので、1年以内には正社員で、賞与がある求人のみを探す予定です。当面は公務員試験に向けて勉強中です。

(2)住宅について(相談者コメント)
引っ越しは今のところ考えておりませんが、来年、アパート契約の更新なので、必要に応じて、引っ越すことは可能です。もし引っ越したとしても、交通の便の良い場所にするつもりです。

車の購入は安易に借金も作りたくないので、内定が決まり次第、購入する予定です。

(3)加入保険について
1. がん保険(終身タイプ、無解約払戻金型、悪性新生物療養保険、給付金額100万円、上皮内新生物診断給付金50万円)=毎月の保険料2054円
2. 医療保険(終身タイプ、入院・通院の場合1日5000円、入院一時金特約10万円)=毎月の保険料3245円
3. 変額保険(死亡保険金289万3500円)=毎月の保険料5000円

※3は貯蓄目的で加入できる保険を相談したところ、勧められたもの。保険料は毎月の貯金に含まれる

(4)健康状態について(相談者コメント)
数年前に手術をし、現在も薬処方のため、3カ月に1度通院しております。その経験もあって、保険は多めに加入しているつもりです。

(5)家族について(相談者コメント)
親元は離れてはいませんが、今後実家に戻る予定、金銭面で支援してもらえる見込みはありません。

FP深野康彦の3つのアドバイス

アドバイス1:今のペースで貯蓄を増やす。変額保険は払い済みに
アドバイス2:今は転職活動に集中して。決まったら収入の一定割合を先取り貯蓄
アドバイス3:ほしいものがあっても安易に借金をしない

アドバイス1:今のペースで貯蓄を増やす。変額保険は払い済みに

Aさんの今の家計には無駄はありませんし、収入の30%を貯金していますので、今のペースで転職をするまでがんばって貯蓄を続けてください。

1年間継続すれば36万円貯まりますので、転居が必要な転職先になったとしても、引っ越し費用はなんとか賄えるでしょう。引っ越ししても貯蓄の半分ぐらいは残してほしいところです。

ですから、貯蓄がある程度貯まるまでは、急いで動かないほうがいいでしょう。転職までは現状維持を続けることが第一です。

家計で見直すところがあるとすれば保険です。多めに加入しているとありますが、医療保険とがん保険に関してはこのまま継続して大丈夫です。

変額保険は払い済みにして、これ以上保険料は払わないほうがいいですね。その分を貯蓄に回しましょう。

アドバイス2:今は転職活動に集中して。決まったら収入の一定割合を先取り貯蓄

そして今後やるべきことは、とにかく正社員になるための活動に集中することです。

転職先が決まらないと、収入もどこに住むかもはっきりしないので、具体的なアドバイスは難しいですが、どんな状況になったとしても収入に対して20〜30%は貯蓄に回すこと。

ボーナスの最低半分、できれば7割を貯蓄に回すこと、この2点を守っていけば、まだ若いのでこれから十分お金を貯めることができます。

貯蓄に回すお金をしっかり確保したら、残りは自由に使うように考えるといいですよ。すべてにわたって我慢しすぎると精神的にもよくないので、先に貯蓄分を確保したうえで残りは自由に使うと決めておくといいと思います。

アドバイス3:ほしいものがあっても安易に借金をしない

それでしっかりお金が貯まったら、車を買いましょう。車を買った後に100万円は残るようにするとお守りになり、心強いです。

Aさんの借金をしたくないという考え方は素晴らしいです。ぜひこれからもその考えを持ち続けて、しっかりとお金を貯めてから使うという原則を守りましょう。

転職が決まっていろいろなことがはっきりしたら、また相談に乗りますのでぜひ応募してください。それと転職が決まったら、何か自分にご褒美をしてあげてくださいね。

相談者「Aさん」から寄せられた感想

わかりやすいアドバイスありがとうございます。改善点と良い点を両方教えてくださったので、早速実践していきたいと思います。

また、車を購入後も、手元に100万円残るようにすると安心といった、具体的な金額を提示してくださったことも、イメージしやすく、助かります。転職後、またご指導していただきたいと思っています。

教えてくれたのは……深野 康彦さん

マネープランクリニックでもおなじみのベテランFPの1人。さまざまなメディアを通じて、家計管理の方法や投資の啓蒙などお金周り全般に関する情報を発信しています。All About貯蓄・投資信託ガイドとしても活躍中。

取材・文:堀内玲子
(文:あるじゃん 編集部)

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