先生の板書をきれいに写すだけではダメ!メンタリストDaiGoの「超戦略ノート術」

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2021年08月06日 06:41  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真『あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術』(メンタリストDaiGo/学研プラス)
『あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術』(メンタリストDaiGo/学研プラス)

 学校や資格の勉強をするとき、先生の板書をノートにきれいに書き写している人は多いだろう。最近なら、先生の板書をスマホで撮影して後から見返すという人もいるはずだ。しかし、こうした学習方法は、知識が身に付きにくいという研究結果が出ているそう。何がいけないのだろうか?

 そこで紹介するのは、『あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術』(メンタリストDaiGo/学研プラス)。本書の特徴は、人間の記憶の定着や、モチベーションの管理の面で、科学的根拠に基づいた勉強法を提案してくれること。巻末には、英語の参考文献がずらりと並ぶ。大学入試や資格試験で合格をつかみ取りたい人や、少ない時間で効率よく勉強したい社会人におすすめだ。

学んだ内容は自分の言葉で整理しよう! アクティブラーニング

 まずは、本書の基本的な考え方を紹介する。それは、アクティブラーニングこそが最も効率的な勉強法だということ。アクティブラーニングとは、言葉の通り能動的な学習のことである。ポイントは以下の3つだ。

・勉強の内容に興味を持ち、積極的に課題に取り組むこと
・知識を学びながら、わからないところを自分で見つけること
・学んだ内容を自分の言葉で整理すること

 冒頭で話した、内容をそのまま記述するノートは、アクティブラーニングになっていない。理解を深め記憶を定着させるには、学習した内容を自分の中で整理する必要がある。そのための効率的な手段が、自分の手でノートにまとめることだ。

クイズ形式で覚える! オリガミノート

 本書では、こうした学習の基本を押さえた上で、目的別に4つのノートを紹介している。どれも気になる名前だが、ここでは「オリガミノート」に触れよう。

あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術

 オリガミノートのポイントは、クイズ形式であることだ。参考書でも「一問一答」形式のものがあるが、「検索練習」と呼ばれるこうした学習はやはり効率がいいそう。筆者も受験勉強をしていたころを思い返すと、ただテキストやノートを眺めているより、問題形式で思い出すことを繰り返した方が覚えやすかった。タフツ大学などの研究によれば、同じ単語や画像を何度も見返す学習をした集団より、ノートに写してテストを行った集団の方が記憶の定着率が50%も高かったという。

あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術

 オリガミノートは、ページを折ることで何度も検索練習ができるように工夫したノートのことである。記入箇所や折り方の詳細は本書を参照してほしいが、作り方について簡単に説明しておこう。まずは、いきなりクイズを作るのではなく、勉強したい内容をノートにまとめる。そこから要点を問うクイズを作り、それを何度も解く。不正解の場合、はじめにまとめた部分が解説ページになる。

あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術

あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術

 本書では他にも、授業の内容を情報の塊としてとらえ結び付ける「チャンク化ノート」や、学習計画を立ててモチベーションを維持ための「WOOPノート」などを紹介。どれも海外の研究結果などを踏まえDaiGoさんが作り上げたもので、とても説得力のある学習法だ。ノートの取り方はどうしても自己流になりがちだが、本書の理論を組み込めばぐっと効率的になるだろう。

文=中川凌


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