夏も冬も要注意!生理痛の大敵、冷えの対策ポイントは?

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2021年08月06日 08:11  ママスタジアム

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出産を経験してから生理痛が軽くなった、というママもいるかもしれません。とはいえ痛みの感じ方は人それぞれ。ママスタコミュニティを見ていると、逆に「重くなった」というママも存在するようです。

レッグウェア製造卸販売の「岡本株式会社」が先日発表したのが、女性の生理と冷えに関するアンケート調査の結果です。寒い時期の冷えはもちろんですが、夏にエアコンが効いた部屋にいることによる冷えのつらさもありますよね。

生理痛に悩む女性は全体の4分の3。冷えが気になる人も多数



20代〜40代の働く女性を対象にした調査です。
日ごろから生理痛のある女性は、回答者の74.7%。さらに「生理中、つらい症状で仕事に支障をきたすことがある」と回答したのは、全体の55.7%でした。
mainsub5個人差があるとはいえ、半数以上の女性が生理痛による不都合を感じていることになります。とはいえ仕事のため思うようには休めない女性も多いでしょう。専業主婦で家にいる女性なら、「生理中はつらくてずっと寝たまま」という状況もありえそうですね。

さらに「生理中に冷えが気になる」という女性は「とても気になる(21.3%)」「まあまあ気になる(37.1%)」を合わせると、全体の58.4%。仕事に支障をきたすほどつらさを感じる女性が、冷えも気になっているのかは不明ですが、両者はほぼ同数という結果になりました。
その冷え対策として行っているのは「温かい食べものを摂る(56.5%)」「腰やお腹にカイロを貼る(37.3%)」「インナースパッツ/オーバーパンツを履く(25.7%)」がトップ3。生理中は腹巻きが手放せない女性もいるのではないでしょうか?

生理中は冷えのスパイラル?体温が低下、血行が悪化……


生理が来ると、痛みや冷えも来る。多くの女性が感覚的に知っていそうですが、詳しいメカニズムを知ればさらなる対策も立てられそうです。下記は、「いけした女性クリニック銀座」院長である産婦人科医・池下育子先生の解説です。

【産婦人科医解説その1】生理痛のメカニズム


子宮内部には「子宮内膜」という、赤ちゃんを育てる組織があります。妊娠しなかった場合はこの子宮内膜が役目を終えてはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。このとき分泌されるのが、子宮の収縮を促す「プロスタグランジン」という物質。この分泌が増えすぎると収縮が強くなるため、痛みを感じてしまいます。

【産婦人科医解説その2】生理と冷えのメカニズム


生理がはじまると、整理前に比べ体温が低下します。加えて「プロスタグランジン」の働きで血管が収縮して血行が悪化するため、身体は冷えやすい状態になります。冷えたことでさらに血液循環が悪くなり、骨盤内に充血が起こります。その血液を「プロスタグランジン」が追い出そうとして子宮収縮が強くなり、生理痛が悪化するのです。また「プロスタグランジン」は腸の働きを活発にするため、胃痛や吐き気、下痢などの症状が出やすくなります。
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【産婦人科医解説その3】身体を温めるためのポイントは?




冷えから来る痛みを和らげるためには、休息を取りながら身体を温めるのが一番です。まずはお腹や腰など、自分が痛みを感じる部分を温めます。とくにおへその下から4〜5センチのところにある「丹田(たんでん)」は、重要なところ。腸から身体全体を温めることができると言われているので、意識的に温めるようにしましょう。インナースパッツや腹巻きなどを活用するのもよさそうです。
足首からふくらはぎも、温めると効果的な場所です。自宅にいるときだけでなく、職場にもレッグウォーマーを持参して着用するのをおすすめします。

できるだけたくさんの食材をバランスよく摂ること


冷え対策としてアンケート回答でもっとも多かったのが、「温かい食べものを摂る」。生理中に食べてはいけないものはとくにはないそうですが、できるだけたくさんの食材をバランスよく摂ることがポイントのよう。管理栄養士・柿崎朋子さんによる解説です。

【管理栄養士解説】熱を生み出す食材は?


積極的に摂りたいのが熱を生み出す、血行を促進する、代謝を上げる食材です。おすすめは「しょうが」。ビタミン・ミネラルが豊富で、血行促進、代謝をアップしてくれる「根菜類」の味噌汁や煮物に加えてみてはいかがでしょうか?
お肉を食べるなら、筋肉を作り熱を生み出す「赤身肉」を。血液のもとになる鉄分も、同時に補給できます。
おやつはお菓子ではなく、「ナッツ類」がおすすめ。ナッツ類に多く含まれるビタミンEは、血液の流れをよくするので身体が温まります。
* * *
寒い季節はもちろん、暑い季節も薄着になり、ついつい身体を冷やしてしまいがち。でも生理中だけはモードを切り替え、しっかり身体を温めることを意識するほうがよさそうですね。
【調査概要】
女性の”生理と冷え”に関するアンケート
調査対象:20〜40代の働く女性 634名
実施期間:2020年2月20日〜25日
実施機関:岡本株式会社
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ

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