秋山翔吾、3戦ぶりスタメンで左前打＆四球　8月は打率.286、出塁率.474と好調

● フィリーズ 1 − 6 レッズ ○
＜現地時間8月13日　シチズンズバンク・パーク＞

　レッズの秋山翔吾外野手（33）が13日（日本時間14日）、敵地でのフィリーズ戦に「8番・中堅」で先発フル出場。安打と四球で4打席中2度出塁し、快勝したレッズは貯金を再び「8」とした。

　主力外野手のウィンカーが腰の張りを訴え、急遽3試合ぶりにスタメン入りした秋山。ここまで10勝（6敗）を挙げているフィリーズの先発右腕・ウィーラーに対し、一死無走者だった3回の第1打席は左前打で出塁。カウント1−2後の97.1マイル（約156キロ）の直球を鮮やかに流し打った。

　先頭だった5回の第2打席は見逃し三振に倒れたが、二死無走者だった7回の第3打席は2番手右腕・ハマーと対戦し四球。9回の第4打席は3番手右腕・パウリーノの前に遊飛に倒れ、この日は3打数1安打、1四球1三振の結果で打率は.213となった。

　7月下旬から負傷者リストに入っていた正右翼手のカステラノスが戦列に復帰し、8月は先発機会が減少すると予想されていたが、8月はここまで5試合にスタメン出場し4試合でマルチ出塁を記録。月間打率.286、同出塁率は.474と調子を上げてきており、堅実な守備でもチームに貢献している。

　レッズはこの試合、4番・ボットの26号3ランなど計3本塁打で6得点。投げては先発・マーレが7回無失点と快投し、自身初となる2ケタ10勝目（3敗）を挙げた。