日本ハムが屈辱の3試合連続無得点 球団OBの岩本勉氏も悲痛な叫び

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2021年08月16日 07:22  ベースボールキング

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日本ハム・栗山英樹監督
◆ 真中氏「もう監督は打つ手が…」

 日本ハムは後半戦開幕となった13日から、対ソフトバンク3試合連続の無得点。この日はヒットを1本も打てず、6投手による継投ノーヒットノーランを許した。

 プロ初先発の相手先発・スチュワートの前に、5回まで出した走者は死球による一人だけで、6回以降は小刻みな継投の前に見せ場なし。このカードは初戦1安打完封負け、2戦目3安打完封負け、そしてこの日は無安打でドローと3試合で計4安打と、打線が完璧に封じ込まれた。

 15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた同球団OBの岩本勉さんも「1安打完封負け、3安打完封負け、今日ノーヒットノーランとは思わなかった」と思わず苦笑い。

 解説を務めた達川光男さんは「打てないのはしょうがないにしても、三振が多すぎますね。3試合で41個ですよ。1試合平均13.66666個ですよ。今までの日本ハムの粘り、特に中島卓也みたいなファールで粘って四球をもぎ取った選手もいたんですけど、ちょっと淡白ですね」と、為す術なく終わった打者の姿勢を指摘した。

 また、元ヤクルトの監督でもある真中満さんも「経験が少ない若い選手も出ていて、主力の状態もよくない」とチームの現状を振り返りつつ、「でもゲームは進んでいきますから、一人ひとりの選手が打破していくしかないですね。もう監督は打つ手が無いですから」と選手の奮起に期待を寄せた。

 一方で、同球団OBの岩本勉さんは「記者の方の質問に対して、栗山監督が『ベンチも元気ないよね』ってポロって溢したシーンがあったんですけど、僕はスマートな栗山監督が敢えて前に出て『なりふり構わずいくぞ!』って旗を揚げても良いのかなと」と提案。

 続けて「キャプテンとなるような先頭に立つような選手も出てきてほしいとか…。OBとしてはいろんな心配とともに頑張ってくれっていう気持ちになってしまうんですよ」と悲痛な胸の内を明かしていた。

 日本ハムはクライマックスシリーズ出場圏の3位まで7.5ゲーム差で前半戦を折り返し、後半戦最初のカードも1分け2敗の苦しい船出。まずはチーム浮上のキッカケを掴みたい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


【動画】鷹の凄腕勢揃い!圧巻のノーノー継投ハイライト

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  • 日本ハム来季は稲葉篤紀監督が就任するんだろうか?
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