レッズ、WC2位パドレスに1.5差接近　大勝で貯金10、秋山は守備固めで出場

○ レッズ 14 − 5 カブス ●
＜現地時間8月16日　グレートアメリカン・ボールパーク＞

　レッズの秋山翔吾外野手（33）が16日（日本時間17日）、本拠地でのカブス戦に守備固めで途中出場。大勝のレッズは貯金を今季最多タイの「10」とし、ポストシーズン進出となるワイルドカード（WC）2位・パドレスに1.5ゲーム差に迫った。

　秋山は12点リードの8回表から右翼の守備に就き途中出場。打席は回って来ず、そのまま試合終了となった。この日は守備のみの出場だったが、前日のフィリーズ戦では正右翼手のカステラノスが審判への抗議で退場したことにより、初回の守備から緊急出場。4打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献した。強力な外野陣の影響でベンチスタートが続いているが、8月は限られた出番の中で月間打率.333、同出塁.481と好調だ。

　レッズはこの試合、4回に1番・インディアが先制の16号2ランを放つなど計14得点と打線が爆発。7回には3番・ボットが通算2000安打を達成し、ベテランの偉業を大勝で飾った。これで試合のなかった同地区首位・ブリュワーズとのゲーム差は7.5。ロッキーズに敗れたワイルドカード2位・パドレスとの差は1.5に縮まった。