筒香嘉智、会心のパイレーツデビュー！古巣ドジャース相手に代打で二塁打

○ ドジャース 2 − 1 パイレーツ ●
＜現地時間8月16日　ドジャー・スタジアム＞

　新たにパイレーツとメジャー契約を結んだ筒香嘉智外野手（29）が16日（日本時間17日）、古巣・ドジャース戦に代打で出場。1点を追う9回に左翼線へ痛烈な二塁打を放ち、新天地デビューを快音で飾った。

　筒香は1−2と1点を追う9回表、一死無走者の場面でパイレーツデビュー。ドジャースの抑え右腕・ジャンセンと対戦し、カウント0−2と追い込まれたあとの95.8マイル（約154キロ）のシンカーを左翼線へ弾き返した。一打同点の好機を演出したが、後続が倒れ試合終了。それでも筒香にとっては、会心の新天地デビューとなった。

　渡米2年目の今季はレイズで開幕を迎えたが、26試合の出場で打率.167、0本塁打、5打点と低迷。浮上のきっかけをつかめぬまま5月11日（同12日）にメジャー出場の前提となるロースター40人枠から外すDFAの手続きを取られ、事実上の戦力外となった。同15日にドジャースへ移籍したが、2球団目も12試合の出場で打率.120、0本塁打、2打点と結果を残せず。6月9日（同10日）に右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りし、そのままメジャー出場の前提となる40人枠から外れた。

　それでも、ドジャース傘下3Aオクラホマシティーで43試合に出場し、打率.257、10本塁打、32打点をマーク。パイレーツでのデビューを前に「マイナーでいい感覚で帰ってこられた。自分にすごく期待しています」と自信を口にしていた。


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