ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコをインテルに放出したローマは17日、チェルシーからイングランド代表FWタミー・アブラハムを完全移籍で獲得したと発表した。
アブラハムはローマと2026年6月30日までの5年契約を締結。ジョゼ・モウリーニョ監督のもと、新体制でシーズンをスタートさせたローマ加入が決まった。
モウリーニョ監督は獲得に際しクラブメディアを通し次のようにコメント。チェルシーでも指揮した同監督は馴染みあるクラブから来た逸材に期待を寄せている。
「ゼネラルマネージャーとオーナーは素晴らしいと言わざるを得ない。プレシーズンの段階ではジェコがいると思っていたけれど、サプライズが起こった。信じられないほど難しい移籍市場と財政状況で、野心を持ち、ファンの感情に配慮して、ジェコを失った後にこのような形で反応したこと、そしてタミー・アブラハムを獲得したことは、本当に素晴らしかった」
「彼のことは選手としても、人としても、そして精神面でもよく知っているよ。イングランドの選手にとって、国やプレミアリーグを離れるのはいつだってタフなことだ。だがそれは彼のことをよく表していると思う。つまり、野心があるから国を離れるんだってことだ。代表チームに復帰したい、ワールドカップに出場したい、イギリスではないところでも優勝したいという気持ちがあるからだ。彼はそのような野心を持ってここに来たし、私たちは彼の選手としての最高のクオリティを見たいと思っている」
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